ウェルスナビ運用から1年経った!しんたろす(@mono_shimtaros)です(゚∀゚)
今回はロボアドバイザーの王道「ウェルスナビ」を運用して1年経ったということで運用パフォーマンスを公開、実際に1年間運用してみての感想を書いていきたいと思います!!
✔ロボアドバイザー「ウェルスナビ」が気になる
✔これから資産運用を始めたいと考えている
✔仕事で忙しいけど、投資もしたい!!
と気になっている方はぜひ本記事を参考にしてみて下さいね!!
それでは、いってみよう('ω')ノ
【年間パフォーマンス】ウェルスナビ運用した結果
20代~50代を中心に利用されている資産運用のニュースタンダード「ウェルスナビ」
2020年12月には株式会社ウェルスナビがIPOによりマザーズへ上場、より知名度を増している資産運用サービスとなっています。
私自身も現在進行形でウェルスナビを運用しており、早1年経ちました。
2020年運用実績まとめはコチラ↓
そして1年運用するとこんなお知らせが来ます↓
”1番苦しいと言われる最初の1年を乗り越えたのは素晴らしい”らしいです( ゚Д゚)
まあ、2020年はホント色々あってこの言葉は刺さるものがあるかもしれませんね。
兎にも角にも1年間運用してどうだったのか?
数字を確認していきましょう。
年利10%(ドルベース+15.74%)のリターンを確保


ウェルスナビの年リターンについてですが、円ベースで+10%、ドルベースで+15.74%という結果になりました。
円ベースとドルベースでパフォーマンスが異なるのは為替変動によるものです。
2020年のドル円は円高に振れる結果となりましたので、アメリカドルでETFを購入しているウェルスナビのパフォーマンスは「円ベース<ドルベース」という結果になりました。
ちょっと意外だったのが、銘柄別のパフォーマンス。
当初ぶっちぎりだろうと思っていた米国株(VTI)ですが、最終的には新興国株(VWO)を劣後する結果となりました。
ここ最近では新興国株に注目するストラテジストもいるようで、ウェルスナビの銘柄別パフォーマンスを見ると妙に納得してしまう今日この頃ですが、中長期的には米国株有利な展開になるものと考えています。
分配金(配当金)が手数料を上回る


ウェルスナビは投資銘柄毎に分配金(配当金)をもらうことができます。
具体的にはウェルスナビの証券口座に現金として入金されます。
上記記事では、しんたろすがウェルスナビを1年間運用してきた中で発生した手数料と分配金(配当金)を月毎に記録し、どちらが多くもらえるのかというものを実際に検証した記事となっていますが、結果、分配金(配当金)の方が多くもらえることが分かりました。
ルールに従い売買(リバランス)してくれる
ウェルスナビには自動リバランス機能が備わっています。
実際にリバランスされた時の取引履歴がコチラです↓
リバランス機能はウェルスナビが購入した銘柄について、ポートフォリオ(構成銘柄の割合)が崩れた場合に売買してくれる機能です。
具体的には、
①積立や追加入金時
②半年に一度
③バランスが大きく崩れた時
の3つのケースでリバランスをしてくれるというものです。
言い換えれば、利益が乗っている銘柄を売却して確定利益を出しつつ銘柄比率を再構成してくれる機能です。
この機能は個人的にウェルスナビの中で一番価値を見出せる機能であると私自身考えています。
【評価】ウェルスナビを実際に運用した感想
ウェルスナビを実際に運用してみてどうだったのか?感想を書いていきたいと思います。
【放置OK】ほったらかしで投資できるのが最大のプラスポイント
ホントこれです。
日々の値動きに翻弄されることなく、ただひたすら運用し、半年に1回ペースでリバランスをして確定利益も出してくれる。
仕事で忙しいけど資産運用に興味ある!
毎日チャートを見るのがメンドクサイけど、ひとまず投資をやってみたい!!
という方は、まずウェルスナビから始めることをオススメしたいですね。
各銘柄のパフォーマンスの違いが勉強になる
ウェルスナビはリスク許容度に基づきETF銘柄に投資を行ってくれます。
上の画面を見ていただくと分かる通り、銘柄ごとにかなりパフォーマンスが異なることが分かります。
これを見ると、
「米国株1強だとと思ってけど、実は新興国株も強いんだな」
「不動産は軟調なんだな」
「金は安定的にマイルドに推移してるなぁ」
とか銘柄毎の特長、市況を捉えることができるんですね。
これは株式投資初心者にとってかなりありがたい、勉強になります。
アプリ画面がとにかく見やすい
ウェルナビのUI(ユーザーインターフェース)はかなり見やすいです。
さすがグッドデザイン賞を獲得しているだけあります。


将来の老後資金や過去パフォーマンスに基づきシミュレーションができる「ライフプラン機能」や「ナビゲーション機能」というものも備わっており、これもまた非常に見やすい。






いずれの画面も非常に見やすく、投資を始める初心者にとってありがたい機能ばかりです。
年リターンにやや不満は残る
ところでウェルスナビの実際の運用ですが、年リターン実績として円ベースで+10%、ドルベースで+15.74%という結果になりました。
これについて私が思うことは
「物足りないなぁ」ということです。
しかし、これは人によりけりです。
私は米国の個別株やETFの裁量売買もしているのですが、2020年の結果から言えばウェルスナビのパフォーマンスをオーバーパフォーム(上回る)する結果となりました。
かといって、いきなり個別株に手を出すのは危険と言わざるを得ません。
これから資産運用を始める方は、まずウェルスナビから資産運用を始めて、その後相場観に慣れてきたら個別株にも手を出してみる・・・
と段階を踏んで投資をしていくのがいいのかなと私は考えています。
手数料について
手数料は年率1%となっています。
これは一般的に言って安くは無いです、一般的に言えば。
この「一般的」というのは、ある程度投資に慣れてきた人のことを指しますが、投資を始めたばかりの方にとっては「妥当」な水準であると私は考えています。
また、ウェルスナビの銘柄からは分配金(配当金)が発生するということも忘れてはなりません。
構成比率に応じてリバランスしてくれる機能、ライフプラン機能やナビゲーション機能によるシミュレーション、初心者にとっては至れり尽くせりな機能であると思います。
ウェルスナビ年間パフォーマンス公開、感想まとめ
・ウェルスナビ1年間の実績は円ベースで+10%、ドルベースで15.74%となった。
・分配金(配当金)は手数料を上回る結果となった。
・投資初心者にとっては最適な投資環境を提供してくれるアプリが有能。
今回は資産運用サービス「ウェルスナビ」の1年間パフォーマンスと実際に運用してみた感想について書いていきました。
これから資産運用を始める方、仕事で忙しいけど資産運用を手軽にしたい方、毎日チャートを見るのがメンドクサイ、よく分からないけど始めたい!!という方は、まずウェルスナビから始めるのを提案したいというのが私の考えです。
そして各銘柄の値動きに慣れてきたら、よりアクティブな投資信託に手を出してみたり個別株、ETFに挑戦してみたりと段階的に広げていくのが王道であると考えています。