ガチ実績で比較!FOLIO ROBO PRO(フォリオロボプロ)とWealthNavi(ウェルスナビ)を全く同じタイミングで投資してみた!しんたろす(@mono_shimtaros)です( ゚Д゚)
今回は人気ロボアドバイザー、
「Wealthnavi(ウェルスナビ)」
「FOLIO ROBO PRO(フォリオロボプロ)」
の頂上決戦?的な感じで両者の実績を比較・検証をしていこうじゃないかという記事でございます。
「FOLIO ROBO PRO(ロボプロ)」と「WealthNavi(ウェルスナビ)」を全く同じタイミングで全く同じ金額を投資したら一体どっちが儲かるのか?
ガチで投資した運用実績について比較・検証していきたいと思います。
✔ウェルスナビとFOLIO ROBO PROの実績を知りたい
✔ウェルスナビとFOLIO ROBO PROを比較してほしい
✔ウェルスナビとFOLIO ROBO PROどっちが儲かるの?
と気になっている方は、ぜひ本記事を参考にしてみて下さい。
- Wealthnavi(ウェルスナビ)とは?
- FOLIO ROBO PRO(フォリオロボプロ)とは?
- Wealthnavi(ウェルスナビ)とFOLIO ROBO PRO(ロボプロ)の違い
- ガチ比較!FOLIO ROBO PRO(ロボプロ)とウェルスナビを全く同じタイミングで買い付けしてみた
- 【比較】WealthNavi(ウェルスナビ)とFOLIO ROBO PRO(ロボプロ)の月別運用成績を比べてみた
- FOLIO ROBO PRO(ロボプロ)とウェルスナビはどっちがおすすめ?
- FOLIO ROBO PRO(ロボプロ)と他社ロボアドバイザーの比較
- 【比較】FOLIO ROBO PRO(ロボプロ)とウェルスナビを全く同じタイミングで買い付けしてみたまとめ
Wealthnavi(ウェルスナビ)とは?
Wealthnavi(ウェルスナビ)は、ウェルスナビ株式会社が提供する投資一任型ロボアドバイザーサービスです。
運用方法は至ってカンタン。
無料診断を通じて提案される5つの運用プラン(リスク許容度)に応じて投資配分を決定し、あとはお金を入金するだけ。
投資配分の決定から、定期的な投資配分の調整(リバランス)、節税機能等、すべて自動でおまかせ運用をすることができます。
FOLIO ROBO PRO(フォリオロボプロ)とは?
「FOLIO ROBO PRO(フォリオロボプロ)」は株式会社FOLIOが提供する投資一任型のロボアドバイザーサービスです。
FOLIO ROBO PRO最大の特徴はAIに特化した運用手法にあります。
FOLIO ROBO PROではリスク許容度という概念は存在せず、AIが常に40種類以上のマーケットデータを分析するという人間業では不可能な手法を使い相場の先読みを実施、投資配分を決定します。
さまざま相場に対応するため、投資配分の調整・変更(リバランス)は毎月1回のペースで実施するほか、相場の急変動が予測される場合には臨時的にリバランスを実施する場合もあります。


下落時のショックを軽減しつつ、上昇相場に乗っていくことで、パフォーマンスの向上を目指す運用手法となっています。
Wealthnavi(ウェルスナビ)とFOLIO ROBO PRO(ロボプロ)の違い
ところでウェルスナビとFOLIO ROBO PROは何が違うの?
ということで、両者の違いについて簡単に表にしてみました。
FOLIO ROBO PRO |
ウェルスナビ | |
---|---|---|
運営会社 | FOLIO | ウェルスナビ |
種類 | 投資一任型 | 投資一任型 |
手数料 (年率) |
1.1%~0.55% | 1.1%~0.55% |
投資対象 | ETF | ETF |
銘柄選定 | 自動 | 自動 |
運用プラン | AI運用 | 5段階 |
最低投資額 | 10万円 | 10万円 |
自動積立 | 1万円~ | 1万円~ |
自動 リバランス |
毎月 | 半年に1回 |
運用ポイント | 貯まらない | 貯まらない |
NISA口座 | 未対応 | 対応 |
様々なロボアドバイザーがある中、なぜウェルスナビとFOLIO ROBO PROの実績比較をするのか?
理由を挙げていきます。
投資対象がETF(上場投資信託)である
「WealthNavi(ウェルスナビ)」も「FOLIO ROBO PRO(ロボプロ)」も投資対象は両方ともETFという点で共通しています。
ETF名 | FOLIO ROBO PRO | Wealthnavi |
---|---|---|
VTI | 〇 | 〇 |
VEA | 〇 | 〇 |
VWO | 〇 | 〇 |
AGG | × | 〇 |
TIP | × | 〇 |
BND | 〇 | × |
HYG | 〇 | × |
EMB | 〇 | × |
VNQ | 〇 | × |
IYR | × | 〇 |
GLD | 〇 | 〇 |
銘柄に多少の違いはありますが、株式関連等の主要銘柄については共通しています。
手数料が同じ
「WealthNavi(ウェルスナビ)」も「FOLIO ROBO PRO(ロボプロ)」も手数料は年率1.1%と同じです。
ただし、運用額が3,000万円以上になると、割引が発生する(年率0.55%)ので異なってきますが、今回の検証には影響を与えません。
リバランスの方針は全く異なる
投資配分の調整(リバランス)が今回の検証において、最も興味深いポイントです。
ウェルスナビの場合は、あらかじめ設定した5段階のリスク許容度に基づき、投資配分が決定され、この投資配分を維持するために原則半年に1回自動リバランスを行います。
対して、FOLIO ROBO PRO(ロボプロ)の場合、リスク許容度という概念は存在せず、AIが常時40種以上のマーケットデータをモニタリングし、相場を先読みして投資配分を決定します。


そしてAIの相場予測に応じて毎月1回のリバランスを行うことで、あらゆる相場に対応していくことを目指します。
両者の全く異なるリバランスの方針により、どのようにパフォーマンスが変化してくるのか?
ロボアドバイザーの要とも言うべき機能となります。
SBIラップとの比較にもなり得る
ネット証券のSBI証券が提供する投資一任型サービスで「SBIラップ」があります。
SBIラップはAI運用に特化したロボアドバイザーです。
AIは「FOLIO ROBO PRO(ロボプロ)」を展開する株式会社FOLIOが提供するシステム「4RAP」を採用しています。
FOLIO ROBO PRO同様に40種類以上のマーケットデータを常時モニタリングし、相場を予測、毎月1回のリバランスを通じてパフォーマンスの向上を目指します。
SBIラップの投資対象は投資信託ですが、その中身はETFなので間接的には同じと言えます。
つまり、ウェルスナビとFOLIO ROBO PROを比較・検証するという事は、SBIラップとウェルスナビとの比較にもなり得るという事です。
SBIラップについては以下の記事にて、わかりやすく解説していますので、参考にしてみて下さい。
ガチ比較!FOLIO ROBO PRO(ロボプロ)とウェルスナビを全く同じタイミングで買い付けしてみた
本項目ではFOLIO ROBO PRO(フォリオロボプロ)とWealth navi(ウェルスナビ)を、
「全く同じタイミング」
「全く同じ金額を投資」
で買い付けした結果を公開していきます。
そして、いきなりですが結論↓
「FOLIO ROBO PRO」の方が儲ってます。
AI分析に基づく毎月リバランスがうまく相場にハマっている結果とも言えます。
ウェルスナビとFOLIO ROBO PRO(ロボプロ)の運用実績について、以下のとおり表でまとめてみました。
年月日 | FOLIO ROBO PRO | Wealthnavi |
---|---|---|
2022年5月 | ¥100,224 | ¥99,744 |
2022年6月 | ¥99,854 | ¥99,228 |
2022年7月 | ¥101,869 | ¥100,100 |
2022年8月 | ¥106,540 | ¥104,582 |
2022年9月 | ¥98,982 | ¥95,955 |
2022年10月 | 未計測 | 未計測 |
2022年11月 | ¥104,597 | ¥101,874 |
2022年12月 | ¥98,285 | ¥96,170 |
2023年1月 | ¥103,584 | ¥101,100 |
2023年2月 | ¥102,558 | ¥102,450 |
2023年3月 | ¥100,818 | ¥98,109 |
2023年4月 | ¥103,664 | ¥101,519 |
2023年5月 | ¥106,206 | ¥105,568 |
表は随時更新しますので、どちらのロボアドバイザーで投資しよう?と迷っている方はぜひ参考にしてみて下さい。
前述したとおり、
「全く同じタイミング」
「全く同じ金額を投資」
で投資した結果となっていますので、正直めっちゃ信憑性のある結果になっているかと思います。
次の項目ではそれぞれの月別の運用実績の概要について画像付きで比較していきます。
【比較】WealthNavi(ウェルスナビ)とFOLIO ROBO PRO(ロボプロ)の月別運用成績を比べてみた
本項目ではWealt navi(ウェルスナビ)とFOLIO ROBO PRO(フォリオロボプロ)を
「全く同じタイミング」
「全く同じ金額を投資」
した場合に、どちらが運用実績が良いのか?ということについて、月別で見ていきたいと思います。
また、実際に運用している銘柄等も公開しているので、あわせて参考にしてみて下さい。
なお、本記事の検証条件は以下のとおり↓
FOLIO ROBO PRO | Wealthnavi | |
---|---|---|
入金額 | ¥100,000 | ¥100,000 |
運用プラン | AI運用 | リスク許容度5 |
運用手数料 | 年率1.1% | 年率1.1% |
検証開始日 | 2022年5月7日 | 2022年5月7日 |
それでは、いってみましょう。
2022年5月時点の運用実績
遂に運用がスタートしました。
2022年5月7日時点の運用実績です。


全く同じタイミングでの運用スタートです。
スタートは、
「FOLIO ROBO PRO(フォリオロボプロ)」
がリードする形となりました。
ここからどのように値動きしてくのか?
楽しみですね(*'▽')
2022年6月時点の運用成績を比較
2022年6月25日時点の運用実績です。
どちらもマイナスの運用損益ですが、FOLIO ROBO PROの方がややマイナス幅が抑えられていることが分かります。
2022年7月時点の運用成績を比較
2022年7月23日時点の運用実績です。
引き続きFOLIO ROBO PROがリードしています。
少しずつではありますが、差が開いてきている印象です。
FOLIO ROBO PROのAI分析に基づく毎月リバランスが効いてきているものと考えられます。
2022年8月時点の運用成績を比較
2022年8月20日時点の運用実績です。




引き続きFOLIO ROBO PROの運用損益がリードしている状況です。
およそ2%程度の差が開いてきました。
2022年9月時点の運用成績を比較
2022年9月30日時点の運用実績です。


株式市場は下落基調に推移し、両者ともに運用損益がマイナスになってしまいました。
しかしながら、FOLIO ROBO PROのマイナス幅はやや抑えられている印象です。
一般的に9月~10月にかけての秋相場は軟調に推移することが過去の実績から示されているので、焦らずにいかに放置することができるかが長期運用では重要となってきます。
2022年11月時点の運用成績を比較
2022年11月17日時点の運用実績です。




秋相場からやや回復の兆しが見えてきました。
相変わらずFOLIO ROBO PROがリードしている状況です。
2022年12月時点の運用成績を比較
2022年12月29日時点の運用成績を比較していきます(画像タッチで拡大)。




2023年1月時点の運用成績を比較
2023年1月24日時点の運用成績を比較していきます(画像タッチで拡大)。




2023年2月時点の運用成績を比較
2023年2月28日時点の運用成績を比較していきます(画像タッチで拡大)。




2023年3月時点の運用成績を比較
2023年3月28日時点の運用成績を比較していきます(画像タッチで拡大)。




2023年4月時点の運用成績を比較
2023年4月9日時点の運用成績を比較していきます(画像タッチで拡大)。




2023年5月時点の運用成績を比較
2023年5月16日時点の運用成績を比較していきます。
まずはFOLIO ROBO PROです(タッチで拡大可能)。


お次にウェルスナビです(タッチで拡大可)。


上記運用状況を見ていただくと分かるとおり、FOLIO ROBO PROにおいては金(ゴールド)の投資配分を多くすることでパフォーマンスの向上に繋がっており、相場状況に応じたAI運用の強みが発揮されていることが分かります。
FOLIO ROBO PRO(ロボプロ)とウェルスナビはどっちがおすすめ?
今回比較した
「FOLIO ROBO PRO(フォリオロプロ)」と
「Wealth navi(ウェルスナビ)」
ぶっちゃけどっちがおすすめなのか?
答えは簡単です。
運用パフォーマンスの良いロボアドバイザーを選びましょう。
投資の目的は資産の増加にあります。
資産を効率的に増加させていくためには運用パフォーマンスの良し悪しは長期運用であればあるほど重要度を増していき、その差は年を追うごとにより開いていくものと考えています。
本記事を通じて運用実績を比較してみて、どっちなら儲かるのか?資産を最大化できるのか?ということについて、今一度検討していただければ幸いです。
私が思うに、両者の違いは自動リバランスに掛かってくるものと考えています。
なぜなら、運用手数料も同じ、投資対象もほぼ同じ、二社の最も異なる仕組みは
「自動リバランス」
の部分だからです。
ウェルスナビは、リスク許容度に基づき固定された投資配分に半年に1回の自動リバランス。
対してFOLIO ROBO PRO(フォリオロボプロ)は人間業では不可能なAI予測に基づき投資配分を決定し、毎月リバランスを行うことで、あらゆる相場に対応していく。
といったように両社のリバランス手法の違いが実際の運用実績に大きな影響を及ぼすものと考えられます。
FOLIO ROBO PRO(ロボプロ)と他社ロボアドバイザーの比較
他社の主要ロボアドバイザーとの違いについて、表で比較してみました。
FOLIO ROBO PRO |
ウェルスナビ | SBIラップ | THEO +docomo |
SUSTEN | らくらく投資 | |
---|---|---|---|---|---|---|
運営会社 | FOLIO | ウェルスナビ | SBI証券 | お金のデザイン | sustenキャピタル マネジメント |
楽天証券 |
種類 | 投資一任型 | 投資一任型 | 投資一任型 | 投資一任型 | 投資一任型 | 投資一任型 |
手数料 (年率) |
1.1%~0.55% | 1.1%~0.55% | 0.660% | 1.1%~0.715% | 0円 ※完全成果型 |
0.4915% |
投資対象 | ETF | ETF | 投資信託 | ETF | 投資信託 | 投資信託 |
銘柄選定 | 自動 | 自動 | 自動 | 自動 | 自動 | 自動 |
運用プラン | AI運用 | 5段階 | AI運用 | 231通り | 9段階 | 5段階 |
最低投資額 | 10万円 | 10万円 | 1万円 | 1万円 | 10万円 | 100円 |
自動積立 | 1万円~ | 1万円~ | 1万円~ | 1万円~ | 1万円~ | 100円~ |
自動 リバランス |
毎月 | 半年に1回 | 毎月 | 毎月 | 必要と判断 した時 |
月次及び日次 |
運用ポイント | 貯まらない | 貯まらない | 毎月貯まる | 毎月貯まる | 貯まらない | 貯まらない |
NISA口座 | 未対応 | 対応 | 未対応 | 未対応 | 未対応 | 対応 |
各ロボアドバイザーの詳細については、以下の記事にてわかりすく解説していますので、参考にしてみて下さい。
【比較】FOLIO ROBO PRO(ロボプロ)とウェルスナビを全く同じタイミングで買い付けしてみたまとめ
・投資対象や手数料はほとんど同じ
・自動リバランスの方法が全く異なる
・AI運用の精度により、運用実績が変わるものと考える
今回は人気ロボアドバイザー「Wealthnavi(ウェルスナビ)」と「FOLIO ROBO PRO(フォリオロボプロ)」の違いや運用実績をガチ比較・検証ということで解説しました。
どのロボアドバイザーにしようか迷っている方は本記事を参考に、ほったらかしOKの「おまかせ運用」を始めてみてはいかがでしょうか?