20代~30代におすすめのロボアドバイザーをランキング形式で厳選!しんたろす(@mono_shimtaros)です(゚∀゚)
今回はロボアド投資を実践中の兼業投資家シンタロスが、20代~30代の方がロボアドバイザー投資をはじめる場合に、
「具体的にどのサービスを使えばいいのか?」
ということについてガチで5社厳選してみたので、それぞれの特長やおすすめすべき点をご紹介していきます。
✔20代~30代でロボアドバイザー検討中
✔最強のロボアドバイザーを知りたい
✔20台~30代でロボアドバイザー投資をする場合に意識すべきポイントを知りたい
と考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてみて下さい。
20代~30代でロボアドバイザーを始める時に意識すべき5つのポイント
20代~30代の方でロボアドバイザーを開始するにあたり意識すべき点は、以下の5点に集約されると私は考えています。
①初心者は投資一任型一択
②リスク許容度高めのロボアドバイザー
③米国株に投資するロボアドバイザーを選択しよう
④様々な相場に対応できる柔軟性
⑤余計な手数料を払わない
それぞれの項目について、まとめていきます。
初心者は投資一任型一択
ロボアドバイザーには投資一任型とアドバイス型(助言型)サービスの2種類があります。
投資一任型サービスは、一度お金を入金するだけで銘柄の買付はもちろんのこと、投資する銘柄や配分、定期的な投資配分の調整(リバランス)を通じた売買等、すべておまかせで運用してくれるサービスとなります。
対して、アドバイス型(助言型)サービスは、投資銘柄や投資配分について提案はしてくれるものの、実際の買付やリバランス・売却は自身で行う必要があるため、投資が初めての方からすればハードルがやや高いサービスとなります。
ランキング形式でご紹介している記事の中には「アドバイス型」を紹介しているものも見受けられますが、ぶっちゃけ私から言わせれば、
「はぁ?ホントに分かって紹介しているの?」
って感じです。
上記理由により、ロボアドバイザーによる投資を検討する場合は投資一任型サービス一択であると私は考えています。
リスク許容度高めのロボアドバイザー
20代・30代で資産運用を開始するという事は、必然的に長期投資することになります。
そのうえで意識すべきことの一つ目はリスク許容度の高いロボアドバイザーを選ぶ必要があるということです。
「リスク許容度が高い」ということは、積極的に値上がり益を狙っていくということです。
「値上がり益を狙っていく」ということは、株式投資比率が大きいポートフォリオで投資ができるロボアドバイザーを選ぶ必要があります。
以下のチャートは、ロボアドバイザー「ウェルスナビ」のリスク許容度別パフォーマンスを示したものですが、長期投資を前提とした場合、リスク許容度が高いほど(1→5)パフォーマンスが高いことが分かります。
「目先の上げ下げが恐いから債券や金(ゴールド)多めのマイルドな目動きでいいやぁ」
とか考えていると、ぶっちゃけ後々後悔するのが目に見えているので、長期投資を前提とするのであれば株式に投資してくれるロボアドバイザーを選択するようにしましょう。
米国株に投資するロボアドバイザーを選択しよう
ロボアドバイザーでも日本株をベースに投資しているものと、米国株をベースに投資しているものがありますが、米国株中心に投資するロボアドバイザーを選択することをオススメします。
理由は簡単、明らかに米国株の方がパフォーマンスが良いからです。
これは憶測でもなんでもなく、過去の実績が示しているものです。
以下のチャートは日経平均株価(赤色)と米国株価指数NASDAQ100(青色)の5年間の値動きを比較したものです。
NASDAQ100のパフォーマンスが+163.91%に対して、日経平均は+36.91%となっています。
日経平均は今まで何をやってきたのかと首を傾げるくらいにパフォーマンスが悪いのです。
このロジックは単純で、我々が普段使用しているスマートフォン(Apple)やパソコン(Microsoft、Apple)、クレジットカード(VISA、Master)等、これらのプラットフォームのほとんどはアメリカ企業が提供しているからです。
この事実を目の当たりにすると、米国株中心に投資するロボアドバイザーである方が中長期的に高いパフォーマンスを期待できるという結論に行き着きます。
あらゆる相場に対応できる柔軟性
相場は常に右上がりの成長をし続けるわけではなく、時には暴落や停滞を繰り返すこともあります。
そういったギクシャクした相場状況においても、できる限り損失を抑えるよう機能するロボアドバイザーが望ましいところです。
例えば、「FOLIO ROBO PRO(フォリオロボプロ)」や「THEO+docomo(テオプラスドコモ)」では、AI判断により将来の相場予測を行い、毎月リバランスを通じて投資配分の調整を行うことで、さまざまな相場に対応することが期待できます。
余計な手数料を払わない
投資において意識すべきポイントとして年率で発生する運用手数料というものがあります。
一般的なロボアドバイザーにおいては年率1.1%程度が相場とされていますが、ロボアドバイザーによってはこれより安い手数料で提供しているものもあります。
例えば「SUSTEN(サステン)」においては手数料0円の完全成果報酬体系を採用しており、運用益が最高値を更新しない限り運用手数料が発生しないというロボアドバイザーとなっています。
ロボアドバイザーの分野別比較ランキングについては以下記事にて詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみて下さい。
最強のロボアドバイザーおすすめ5選をランキング形式でご紹介
今回は冒頭の「意識すべきポイント」の中でも解説した「投資一任型サービス」のロボアドバイザーに絞り込み、以下表にまとめた10サービスに中から20代~30代の方向けにおすすめしたいロボアドバイザーを5つ厳選してランキング形式でご紹介していきます。
SBIラップ | FOLIO ROBO PRO |
ウェルスナビ | THEO +docomo |
SUSTEN | らくらく投資 | Wealth wing | 楽ラップ | ON COMPASS | ダイワファンドラップ | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
運営会社 | SBI証券 | FOLIO | ウェルスナビ | お金のデザイン | sustenキャピタル マネジメント |
楽天証券 | スマートプラス | 楽天証券 | マネックス証券 | 大和証券 |
種類 | 投資一任型 | 投資一任型 | 投資一任型 | 投資一任型 | 投資一任型 | 投資一任型 | 投資一任型 | 投資一任型 | 投資一任型 | 投資一任型 |
運用手数料 (年率) |
年率0.66% | 年率1.1%※ ※運用額3,000万を 超える部分は年率0.55% |
年率1.1%※ ※運用額3,000万を 超える部分は年率0.55% |
年率1.1%~0.715% ※運用額3,000万を 超える部分は年率0.55% |
0円 ※完全成果型 |
年率0.4915% | 月額330円 年率0.99% 売却時1.0% ※最初の6ヶ月は現金キャッシュバック又はANAマイルキャッシュバックあり |
【固定報酬型】 最大年率0.715% 【成功報酬併用型】 最大年率0.605%+運用益の5.5% |
年率1.0075% | 年率1.100% |
銘柄 保有コスト |
あり (信託報酬) |
あり (経費率) |
あり (経費率) |
あり (経費率) |
あり (信託報酬) |
あり (信託報酬) |
あり (ETFの場合、経費率) |
あり (信託報酬) |
あり (運用手数料 に含まれる) |
あり (信託報酬) |
投資対象 | 投資信託 | ETF | ETF | ETF | 投資信託 | 投資信託 | 国内株式、国内ETF | 投資信託 | 専用投資信託 | 投資信託 |
銘柄選定 | 自動 | 自動 | 自動 | 自動 | 自動 | 自動 | 自動 | 自動 | 自動 | 自動 |
運用プラン | AI運用 | AI運用 | 5段階 | 231通り | 9段階 | 5段階 | 8つの戦略 | 9段階 (下落ショック機能含む) |
8段階 | 7区分 |
最低投資額 | 1万円 | 10万円 | 10万円 | 1万円 | 10万円 | 100円 | 15万円 | 1万円~ | 1,000円~ | 1万円~ |
自動積立 | 1万円~ | 1万円~ | 1万円~ | 1万円~ | 1万円~ | 100円~ | 1万円~ | 1万円~ | 1,000円~ | 1万円~ |
自動 リバランス |
毎月 | 毎月 | 半年に1回 | 毎月 | 必要と判断 した時 |
月次及び日次 | 必要と判断した時 | 必要と判断した時 3ヶ月に1回(配分見直し) |
3ヶ月に1回 | 必要と判断した時 |
運用ポイント | 毎月貯まる (Tポイント、 dポイント、 pontaポイント) |
貯まらない | 貯まらない | 毎月貯まる (dポイント) |
貯まらない | 貯まらない | 毎月貯まる (ANAマイル) |
貯まらない | 貯まらない | 貯まらない |
NISA口座 | 未対応 | 未対応 | 対応 | 未対応 | 未対応 | 対応 | 未対応 | 未対応 | 未対応 | 未対応 |
当該ランキングについては、私が実際に運用しているロボアドバイザーも含まれている為、別記事のリンクも参照しつつ、ロボアドバイザー選びの参考にしていただければ幸いです。
第1位 FOLIO ROBO PRO(ロボプロ)
「FOLIO ROBO PRO」は、AI分析に特化したロボアドバイザーです。
独自のAI予測に基づき投資配分を決定、高パフォーマンスを目指していく資産運用サポートサービスです。
常時40種類以上のマーケットデータをモニタリングし、将来の相場予測に活用することで、さまざまな相場状況に対応していきます。
AI分析を用いる「FOLIO ROBO PRO(ロボプロ)」では、1ヶ月に1回のペースで資産配分の変更(リバランス)を行うほか、相場の急変が予測される際には臨時的にリバランスを実施することもあります。
◾︎SBIラップ 98,552
— ちぃ_ひよっこ投資家🔰 (@toushi7beginner) May 5, 2022
◾︎ROBO PRO 101,478
◾︎ウェルスナビ 101,276
アメリカの利上げ発表の影響なのか?米国株が上がりました⤴︎ ⤴︎ロボプロのリバランス、的中です🤩
もちろん、またまた下がる可能性もありますが、その辺も楽しんで見守ろうと思います😆#29日目#明日は積立日 pic.twitter.com/DscALji4ze
他のロボアドバイザーと比較しても、AI分析に基づく機動的な資産配分が行われることから、暴落相場や急騰相場などの人間業では判断が難しい局面で強みを発揮するロボアドバイザーと言えるでしょう。
✔あらゆる相場に対応できるAI運用をしたい人
✔リスク許容度を考えたくない人
✔AI運用による大胆な投資判断を見たい人
✔人間業では不可能なデータ分析で運用したい人
「FOLIO ROBO PRO」のメリットやデメリットについては、以下記事にて詳しく解説してますので、あわせて参考にしてみて下さい。
第2位 THEO+docomo(テオプラスドコモ)
「THEO+docomo」は株式会社お金のデザインが提供するロボアドバイザーサービスです。
THEO+docomoの特徴は、とにかくきめの細かいAI運用であるということです。
3つの機能ポートフォリオを機動的に運用することで、パフォーマンスの向上を目指します。
投資対象はETFを基本としつつ、AIアシストや4つのリバランス機能等、ロボアドバイザーならではのAIを駆使した運用が特徴のロボアドバイザーとなります。
「スマートベータ運用」と呼ばれる、世界最大級の機関投資家である年金基金等(TIAA、CalPERS、GPIF)が採用している運用手法を利用することで、着実な資産運用を実現しています。
【THEO+docomo】
— エンとら@ポイント&マイル旅行 (@EnjoyTravelPaPa) October 23, 2021
約1年間、毎月10万円ずつ積立した運用実績
✨+6.56%の含み益✨
金融機関に眠らせてるより全然優秀です(^^)#運用#THEO pic.twitter.com/muTRwiYQzG
また、運用してるだけで毎月dポイントを貰うことができるうえに、docomoユーザーであればポイントが1.5倍も貯まるというチートぶり。
docomoユーザーであれば一度はチェックしておきたいロボアドバイザーと言えるでしょう。
1分で完了する無料診断により将来資産を予想できるのでお試しでやってみるのも面白いのです。
✔投資しながらdポイントを貯めたい人
✔世界最大級の機関投資家の手法で運用したい人
✔年齢に応じて自動的に投資配分を調整したい人
「THEO+docomo」のメリットやデメリットについては、以下記事にて詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみて下さい。
第3位 SUSTEN(サステン)
「SUSTEN(サステン)」は自動でおまかせ運用ができる資産運用サポートサービスです。
ちょっとユニークな手数料体系で話題を集めているロボアドバイザーです。
サステン最大の特徴は、完全成果報酬型の手数料体系にあります。
サステンのおまかせ運用は運用益が最高値を更新しない限り手数料が0円という、ユニークな制度を採用しています。
FinTechは何でも興味が出てしまう。早速susten始めてみた。市況にもよるが恐らく日本のロボアドバイザーサービスの中で手数料が最安値になると思う。
— 匿名ニャンキャット (@luckyO7O9) March 3, 2021
今後はアメリカ同様に日本のロボアド業界にも手数料競争が生じるだろう。
手数料を下げれば顧客獲得コストを抑える重要性が増す。 pic.twitter.com/OFodgrwa6B
サステンが運用成績を出さない限り手数料が発生しない為、ユーザー側は効率的な資産運用を期待することができます。
ウェルスナビ同様、無料診断に答えるだけで運用方針を決定できるので、気軽なのに本格的な資産運用が可能となります。
無料診断は6つの質問で終わる簡単なものなので、お試しでやってみるのもアリです(=゚ω゚)ノ
✔とにかく余計な手数料を払いたくない人
✔成果型報酬によるSUSTENの運用に期待したい人
✔下落相場時に運用手数料を節約したい人
「SUSTEN」のメリットやデメリットは以下記事にて詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみて下さい。
第4位 SBIラップ
「SBIラップ」はSBIラップ専用に設計された投資信託を投資対象としたロボアドバイザーです。
AIが40種類以上のマーケットデータを常時モニタリングし、相場の先読みを実施。
相場状況に応じて、以下の8つの投資信託に分散投資を行います。
運用手数料は年率で0.660%、間接コスト(信託報酬)を加味しても年率0.955%程度と一般的なロボアドバイザーと比較してもリーズナブルな手数料体系を採用しています。SBIラップは後発組のロボアドバイザーに当たりますが、実績のある「FOLIO ROBO PRO」を提供しているFOLIO社の運用基盤システムを利用していることから、一定程度のパフォーマンスは期待できるものと考えています。
✔コスパの良いロボアドで投資したい人
✔毎月ポイントを貰いたい人
✔様々な相場に対応できるAI運用をしたい人
「SBIラップ」のメリットやデメリットについては、以下記事にて詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみて下さい。
第5位 Wealthnavi(ウェルスナビ)
WealthNavi(ウェルスナビ)は、一度お金を入金すれば、ユーザーのリスク許容度に基づき銘柄の買付から資産配分、銘柄の再構成まで、すべて自動で運用してくれる「投資一任型」の資産運用サポートサービスです。
リスク許容度は6つの質問からなる無料診断を通じて決定します(手動でいつでも変更可能)。
上記チャートはリスク許容度別の運用実績を示したものですが、基本的にリスク許容度が高いほど価格の上げ下げの振り幅が大きく、かつ中長期的なパフォーマンスが高くなる傾向があります。
今日のウェルスナビ😟⤵︎
— 歌うアルパカ💰お金・投資・ときどき音楽 (@7riPo) May 6, 2022
リスク許容度5
月5万積立
2018年3月スタート#ウェルスナビ#WealthNavi pic.twitter.com/XqsstSBEef
無料診断は1分程度で終わるので、お試しでやってみるのも面白いですよ(゚∀゚)
✔人気のロボアドバイザーで投資したい人
✔リスク許容度に応じた運用をしたい人
✔NISA口座を利用したい人
ウェルスナビに関する記事は以下にまとめていますので、あわせて参考にしてみて下さい。
最強のロボアドバイザーおすすめ5社をランキング形式でガチ厳選まとめ
今回は20代~30代におすすめしたいロボアドバイザーについて、5社厳選してご紹介しました。
20代~30代で投資を始める場合は、必然的に投資年数が長くなるため、積極的に値上がり益を求める「リスク許容度高め」な投資手法の方が中長期的にパフォーマンスが期待できることが実績により示されています。
その意味で、リスク許容度高めに設定できるロボアドや相場状況に応じて投資配分の自動調整をしてくれるロボアドは20代~30代の方にぴったりなサービスであると考えています。
ロボアドバイザーによる投資を検討している方は、本記事を参考に自身に最適なロボアドバイザーを選択してみてはいかがでしょうか?
6つの分野別にロボアドバイザーを徹底比較した記事もありますので、あわせて参考にしてみて下さい。