SBIラップの手数料は高い?しんたろす(@mono_shimtaros)です(゚∀゚)
今回はSBI証券が提供する投資一任型サービス「SBIラップ」の手数料をピックアップしてご紹介!
SBIラップの手数料は高い?安い?他社ロボアドバイザーの手数料と比較してどうなのか?ということについてご紹介します。
✔SBIラップの手数料の概要を知りたい
✔SBIラップの手数料は高い?安い?
✔安い手数料の投資一任型サービスを知りたい
と気になっている方は是非本記事を参考にしてみて下さい。
- SBI証券の投資一任型サービス「SBIラップ」を運用開始!!
- SBIラップの手数料は高い?安い?比較してみた
- 手数料が安い投資一任型サービスをご紹介
- SBIラップの手数料は高い?安い?他社サービスと徹底比較まとめ
SBI証券の投資一任型サービス「SBIラップ」を運用開始!!
SBIラップはSBI証券が提供する投資一任型のロボアドバイザーサービスです。
SBIラップはAI運用に特化したロボアドバイザーです。
FOLIO ROBO PROを展開する株式会社FOLIOの一任運用基盤システム「4RAP」とSBI証券の投資信託を組み合わせることで実現した資産運用サポートサービスです。
??ロボアドバイザーと違うだでか?
「ラップ」という名称を使用していますが、WealthNavi(ウェルスナビ)やSUSTEN(サステン)のような投資一任型のロボアドバイザーサービスと同様、一度お金を入金するだけで銘柄の買付から資産配分、資産配分の再構成(リバランス)まで、すべてお任せで運用できます。
うむ、ほったらかしでOKだでな?
そうですね、投資一任型ロボアドバイザーと同じで全てお任せできると考えていただければよいのです(゚∀゚)
SBIラップの評判や口コミ、デメリット等は以下記事にてメッチャ詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみて下さい。
SBIラップの手数料は高い?安い?比較してみた
本項目ではSBIラップの手数料について解説していきます。
一般的なロボアドバイザーの場合、手数料は年率1.1%程度が通常ですが、SBIラップの場合は年率0.660%の手数料で運用することができます。
ただし、これ以外に間接的コストが発生することには注意が必要です。
SBIラップは間接的な手数料がある
メリットで手数料が比較的安いと書きましたが、SBIラップは投資信託を買付することから間接的コストが発生します。
投資信託は「信託報酬」と呼ばれる手数料が発生します。
SBIラップの投資対象は以下のとおりです。
投資信託 | 投資対象 (ETF) |
信託報酬(年率) | 実質信託報酬(年率) |
---|---|---|---|
SBI・米国株式 | VTI | 0.1606% | 0.1906% |
SBI・先進国株式 | VEA | 0.1606% | 0.2106% |
SBI・新興国株式 | VWO | 0.1606% | 0.2606% |
SBI・米国債券 | BND | 0.1606% | 0.1956% |
SBI・米国 ハイイールド債 |
HYG | 0.1606% | 0.6406% |
SBI・新興国債券 | EMB | 0.1606% | 0.5506% |
SBI・米国不動産 | VNQ | 0.1606% | 0.2806% |
SBI・ゴールド | GLD | 0.1606% | 0.5606% |
SBIラップの投資対象としている投資信託は、いずれもSBIラップ専用に設定されたもので、ETF(上場投資信託)に投資する商品となっています。
このため実質的な手数料は、投資信託の保有で発生する「信託報酬」とETFの保有で発生する「経費率」の2つを合計したものが実質的な手数料になります。
それなら、直接ETF買えばいいだでな?
確かにその方が手数料自体は節約できるかもしれません。
しかしながら、SBIラップは40種以上のマーケットデータをAIが分析し、投資配分の変更(リバランス)を月1回のペースで実施してくれます。
これはぶっちゃけ人間業では無理な手法です。
買いっぱなしの出口戦略ナシの投資とAI分析によるデータに基づいた投資、どちらが良いかによって評価が分かれるところでしょう。
相場状況により投資配分の比率が変わるため、手数料が常に変動はしますが、おおむね実質的な手数料の平均値である0.295%にSBIラップの手数料0.660%を足し合わせたものが全体の手数料(年率0.955%程度)となると理解しておきましょう。
SBIラップと他社サービスの手数料を比較してみた
ところでめっちゃ気になるのが他社の類似ロボアドバイザーサービスとSBIラップの手数料はどっちが安いのか?ということです。
主要投資一任型サービスに絞り、比較表を作成してみました。
SBIラップ | FOLIO ROBO PRO |
ウェルスナビ | THEO +docomo |
SUSTEN | らくらく投資 | Wealth wing | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
運営会社 | SBI証券 | FOLIO | ウェルスナビ | お金のデザイン | sustenキャピタル マネジメント |
楽天証券 | スマートプラス |
種類 | 投資一任型 | 投資一任型 | 投資一任型 | 投資一任型 | 投資一任型 | 投資一任型 | 投資一任型 |
運用手数料 (年率) |
0.660% | 1.1%※ ※運用額3,000万を 超える部分は年率0.55% |
1.1%※ ※運用額3,000万を 超える部分は年率0.55% |
1.1%~0.715% ※運用額3,000万を 超える部分は年率0.55% |
0円 ※完全成果型 |
0.4915% | 月額330円 年率0.99% 売却時1.0% ※最初の6ヶ月は現金キャッシュバック又はANAマイルキャッシュバックあり |
銘柄 保有コスト |
あり (信託報酬) |
あり (経費率) |
あり (経費率) |
あり (経費率) |
あり (信託報酬) |
あり (信託報酬) |
あり (ETFの場合、経費率) |
投資対象 | 投資信託 | ETF | ETF | ETF | 投資信託 | 投資信託 | 国内株式、国内ETF |
銘柄選定 | 自動 | 自動 | 自動 | 自動 | 自動 | 自動 | 自動 |
運用プラン | AI運用 | AI運用 | 5段階 | 231通り | 9段階 | 5段階 | 8つの戦略 |
最低投資額 | 1万円 | 10万円 | 10万円 | 1万円 | 10万円 | 100円 | 15万円 |
自動積立 | 1万円~ | 1万円~ | 1万円~ | 1万円~ | 1万円~ | 100円~ | 1万円~ |
自動 リバランス |
毎月 | 毎月 | 半年に1回 | 毎月 | 必要と判断 した時 |
月次及び日次 | 必要と判断した時 |
運用ポイント | 毎月貯まる (Tポイント、 dポイント、 pontaポイント) |
貯まらない | 貯まらない | 毎月貯まる (dポイント) |
貯まらない | 貯まらない | 毎月貯まる (ANAマイル) |
NISA口座 | 未対応 | 未対応 | 対応 | 未対応 | 未対応 | 対応 | 未対応 |
いかがでしょうか?
上記表にて比較してみると、SBIラップの手数料は比較的安いことが分かります。
また、最低投資金額が1万円から可能というのも注目すべきプラスポイントと言えるでしょう。
しかしながら、「手数料の安さ」という観点から着目してみると、より安い手数料の投資一任型サービスがあることも分かりました。
手数料が安い投資一任型サービスをご紹介
本項目では、前述した投資一任型サービスの中で、SBIラップより手数料が安いロボアドバイザーに着目してご紹介していきます。
手数料0円!?SUSTEN(サステン)との違いは?
SBIラップとSUSTENの主な違いは以下のとおりです。
ロボアドバイザーSUSTEN最大の特徴は、その手数料体系にあります。
通常のロボアドバイザーの場合1.1%程度の手数料が一般的ですが、サステンの手数料は基本0円で、運用損益が最高値を更新した場合に手数料が発生する『完全成果型報酬』を採用しています。
言い換えればSUSTEN(サステン)が成果を出した時にだけ手数料が発生するので、下落相場が続くような難しい局面では、他のロボアドバイザーと比較して手数料が割安になることが期待できます。
運用プランは無料診断に基づき9つのパターンから決まります。1分程度で完了する無料診断なので、お試しでやってみるのも面白いですよ(゚∀゚)
ロボアドバイザーSUSTENの評判や口コミは以下記事にて詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみて下さい。
手数料年率0.4915%!楽天証券らくらく投資
楽天証券の提供する「らくらく投資」は、100円から始められるロボアドバイザーサービスです。
無料診断により提案される5つの運用プランから投資を開始することができます。
・手数料年率0,495%と安い
・5つのコースから選択
・100円から投資が可能
投資対象は「投資信託」となっており、NISA枠の利用や楽天ポイントの利用、楽天カードクレジット積立にも対応している等、楽天経済圏の方であれば必ずチェックしておきたい投資一任型サービスです。
一般的なロボアドバイザーの手数料は年率1.1%程度が相場ですが、らくらく投資の場合、手数料は年率0.4915%と半分程度の手数料でサービスを利用できます。
ありがちな批判としては、投資信託やETFを直接買い付けした方が安いというものですが、これには意味がありません。
ロボアドバイザーは一定のルールに基づき機械的に運用していくので、暴落しようが急騰しようが決められたルールに基づき淡々と運用を継続していきます。
対して手動による買い付けは必然的に人の感情が介入するので、余計な操作をしがちです。
よくあるパターンは暴落を喰らった時に、耐え切れず損切りして結果資産を減らしてしまうケースです。
一切ヒトの感情を介せずに、一定のアルゴリズムに基づき淡々と運用できる。
ロボアドバイザーの強みはココにあります。
100円というメッチャ少額から始められるという点についても注目したいメリットです。
楽天証券のらくらく投資の評判や口コミについては以下記事にて詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみて下さい。
SBIラップの手数料は高い?安い?他社サービスと徹底比較まとめ
今回はSBI証券が提供する投資一任型サービスSBIラップの手数料についてピックアップしてご紹介しました。
実績のあるFOLIO ROBO PROを提供するFOLIO社の一任運用基盤システムを利用していることから、一定の信頼感があるロボアドバイザーと言えます。
SBIラップは他社ロボアドと比較しても手数料は安い方なので、コスパのいいロボアドバイザーがいい!という方におすすめしたい投資一任型サービスと言えるでしょう。