こんにちは、しんたろす(@mono_shimtaros)です。
今回の記事では、公務員試験界隈で最近増えている教養試験の新方式「SCOA(スコア)」に焦点を当て、実際に受験した時の感想と合格するコツや戦略について、実際に使用した参考書を紹介しながら、まとめたいと思います。
✔教養試験新方式SCOA(スコア)について知りたい
✔自治体(県庁・市役所)への就職、転職を考えてる
✔公務員試験合格に向けたコツを教えてほしい
という方は、ぜひ今回の記事を参考に自身の勉強法を構築してみて下さい。
※本記事は概要版となっております。
「公務員試験 スコア」で検索すると、いつの間にか上位表示されており、予想以上に多くのアクセスを頂きまして感謝感激雨あられ状態なのです。
本当に公務員試験を突破したい方に読んでいただきたいという筆者の想いがあり、私が実際に受験した際に行った具体的な戦略部分を中心に加筆した「【完全版】SCOA(スコア)対策 公務員試験(市役所)教養試験に合格したコツを解説」をしんたろす@にわかモノブログnote部限定で提供することにしましたので、併せてチェックしてくださいませ。
- SCOA(スコア)試験とはなにか?
- SCOA(スコア)試験におすすめの対策本(参考書・問題集)
- SCOA(スコア)試験に合格するコツと戦略
- 通信講座の活用で他の受験生に差をつける方法
- 【SCOA(スコア)対策】公務員試験(自治体向け)おすすめの参考書・問題集まとめ
SCOA(スコア)試験とはなにか?
SCOAは総合適性検査のことで、基礎能力検査、パーソナリティ検査、事務能力検査の3つから構成されている試験です。
企業の採用試験では基礎能力検査とパーソナリティ検査の2つを使用することが多いとのことで、実際に私が受験した市役所でも、この2つの方式を利用した採用試験を実施していました。
基礎能力検査については、言語、数理、論理、英語、常識(社会、理科)の5科目、計120問を60分で行うこととなります。
パーソナリティ検査については、いわゆる性格検査みたいなものです。
今回の記事では、対策が必要となる基礎能力検査について深堀りしていきたいと思います。
SCOA(スコア)試験におすすめの対策本(参考書・問題集)
ここからはSCOAの中でも基礎能力検査の対策について書いていきます。
SCOA(スコア)試験の対策本(問題集・参考書)について
SCOAは歴史が浅いのか、需要が無いのか、イマイチ問題集がパッとしないのが正直なところです。
通常の公務員試験であればスー過去等を中心とした良質な問題集が販売されているので、独学での対策は講じやすいのですがね…
そんな中でも、唯一使える対策問題集を紹介しておきます。
SPIノートの会「これが本当のSCOAだ!」
SPIノートの会はSPI関連の問題集を出している出版社で有名ですが、SCOA対策の問題集も出しています。
より本番に近い難易度の問題集が「明快!SCOA総合適性検査」です。
解説の粗さが目立ちますが、問題の難易度としてはこちらの問題集が本番に近い印象がありました。
問題の難易度は通常の公務員試験と比較すると易しい問題が多いという印象です。
最近ではこんな問題集も(未知数)↓
評価は悪くなさそうですね。
SCOA(スコア)試験対策における勉強期間と勉強時間
通常の教養試験と異なり、問題そのものの難易度はそこまで高くないので、1日10時間集中してやり込めば3ヶ月程度で対策はできるかと思います。
SCOA(スコア)試験に合格するコツと戦略
”通常の公務員試験対策を取っていれば大丈夫”
という意見も聞いたことがありますが、1問あたりの平均解答時間は30秒しかありません。
通常の公務員試験のペースで解いていたら死にます。
マジで。
少ない時間の中で、どの科目で点数を稼ぐのか?
あらかじめ決めておく必要があります。
SCOA(スコア)試験は数的処理系で稼ぐべし
通常の教養試験で言うところの数的処理のような問題も出ます。
問題パターンが問題集に載っているものとほぼ同じなので、点数の稼ぎ頭として活躍できることが期待できます。
SCOA(スコア)試験は知識問題で稼ぐべし
社会や理科、歴史、国語の問題です。
問題レベルは中学~高校レベルくらいなので、対策としては中学高校向けの参考書を利用するのが効率的です。
漢字や慣用句はこちらの参考書で勉強しました。
また、時事問題も出ますので、これについては以下の参考書で対策を行いました。
実務教育出版の「速攻の時事」でもいいのですが、個人的にはTAC出版の「時事問題総まとめ&総チェック(旧:時事コレ!)」の方がよくまとまっていて分かりやすかった印象があります。
通信講座の活用で他の受験生に差をつける方法
これは裏技的な手法ではありますが…
学習の導入段階で通信講座を併用することで「理解(インプット)」から「問題集(アウトプット)」へ移行するのにブーストがかかるため、他の受験生と差をつける効率的な学習を期待できます。
・「通信講座」で全体像を把握
↓効率化な移行
・「過去問集」を回転しまくる
以下、通信講座がオススメな人を挙げていきます。
✔インプットを早く終わらせたい人
✔勉強時間があまり取れない人
✔試験日まで1年を切ってる人
✔苦手分野のみ受講したい人
✔面接対策のみ受講したい人
✔論文対策のみ受講したい人
本項目では独学と相性の良い通信講座を3つご紹介していきます。
資格★合格クレアール「公務員講座」
クレアール公務員講座は「非常識合格法」と呼ばれるクレアール独自の学習コンセプトに基づき効率的な合格を目指すWeb通信講座です。
クレアール公務員講座の「非常識合格法」では、膨大な出題範囲からいかに要領よく得点できるかに主眼を置き、徹底した過去問分析に基づき得点率の高い「合格必要論点」を徹底的に学べる講義を行います。
筆者自身、思い出したくもないのですが、公務員試験は教養科目+専門科目で計30科目以上という控えめに言ってヤバい科目数を学習する必要があります。
これが意味することは、頻出テーマに学習範囲を絞り込む必要があるということです。
これに対応するように、クレアール公務員講座に採用されているテキスト「コンプリートシリーズ」及び過去問題集「過去問フォーカスシリーズ」では、分かりやすさ・復習のしやすさにこだわった無駄のないオリジナル教材として仕上がっています。
クレアール公務員講座ではテキストだけでなく、Wed講義にも効率的な学習を追求しています。
1回1テーマを学ぶ「テーマ制講義」は計90分程度の講義時間を20分~30分程度の小テーマに分けることで通勤・通学中等のスキマ時間を活用した学習にも対応します。
1年合格コースや速習コース、苦手科目のみを克服する単科講座・単価パックなど、受講生の学習状況・環境に合わせたコースが充実していることも特長として挙げられます。
また、クレアール公務員講座では効率的な学習をサポートする体制として「担任制」を採用しています。
コース受講生に設定された担任講師は、公務員試験において悩むであろう学習計画の立て方や二次試験対策の立て方、受験先の選択等に対して個別にアドバイスを行います。
論作文の提出・添削や面接の個別指導(面接シートの添削、一次試験合格者にはリモート模擬面接も実施)など、通信講座のイメージを覆す手厚いサポートも見逃せないメリットと言えるでしょう。
✔とにかく効率的に学習したい人
✔頻出テーマの得点率を高めたい人
✔インプットを早くしたい人
✔担任のサポートを受けたい人
✔論作文の添削を受けたい人
✔面接の個別指導を受けたい人
公式サイト内「公務員試験 合格実績&合格者VOICE」では、得点率を高める合格必要論点に主眼を置いた効率的な学習を目指す独自カリキュラム「非常識合格法」を評価する合格者の声が多く見受けられます。
なお、クレアール公務員講座では入門者向けとして公務員試験受験に役立つ情報が満載の「公務員試験入門ハンドブック」や社会人向けの「公務員転職ハンドブック」を提供しています。
いずれも無料で手に入るハンドブックとなりますので、学習を始める段階でまず最初に手に入れておきたい一冊と言えるでしょう。
STUDYing(スタディング)公務員講座
「STUDYing(スタディング)公務員講座」は地方上級・市役所に特化したオンライン講座です。
スタディング公務員講座の特徴として挙げられるのが、教養試験対策に特化したカリュキュラムです。
・地方上級・市役所を志望
・数的処理や文章理解が苦手
・教養対策の予備校費用を抑えたい
・独学と併用して他の受験生に差をつけたい
と考えている方は無料体験講座を試してみましょう。
採用している教材は数的処理の第一人者「畑中敦子(ワニ本カンガルー本作った人)」氏が代表を務めるエクシア出版が開発協力している為、特に数的処理(数的推理・判断推理・資料解釈)が苦手な方・得点源にしたい方は検討すべき通信講座と言えるでしょう。
価格がリーズナブルな点も人気の理由で、スタディングの場合3万円~6万円程度の価格で受講することが可能です。
スタディングでは「合格実績速報・合格体験談」を随時公開していますので、受講者の生の声を聞ける点もプラスポイントです。
アガルートアカデミー公務員試験講座
「アガルートアカデミー」はオンライン講座を中心にサービスを提供している難関資格予備校です。
アガルートアカデミー公務員講座の強みとして挙げられるのが網羅性の高いカリキュラムです。
・苦手科目だけ早めに潰したい
・専門科目の導入用としてスポット受講したい
・独学と併行して効率的に学習したい
・人物試験(面接・論文)のみ予備校で学びたい
と考えている方は、ひとまず「無料講座」を体験してみることをオススメします。
地方上級・国家一般職向け等のスタンダードな総合カリキュラムはもちろんのこと、単科講座として、法律系科目対策講座、経済系科目対策講座、行政系科目対策講座など多種多様な科目別対策を講じることもできます。
定期的に割引キャンペーンを実施しているので、時期によってはお得に講座を受講することもできます。
また、ユニークな特典として内定で全額返金という制度があります。
指定のカリキュラムを受講し、内定を勝ち取った際には、口座代金を全額返金+内定お祝い金3万円を進呈するという太っ腹な特典です(゚∀゚)
【SCOA(スコア)対策】公務員試験(自治体向け)おすすめの参考書・問題集まとめ
・1問当たり30秒で解く検査
・通常の公務試験対策では無理
・数的処理系、知識系で点数を稼ぐ
私は市役所試験対策として、途中まで通常の公務員試験の教養試験対策をしていたのですが、後になって「SCOA(スコア)」による基礎能力検査であることが判明しました。
途中で気づけたので、なんとか対策を打ち合格することができましたが、おそらく通常の教養試験対策のみで挑んでいたら落ちていたことでしょう。
公務員試験におけるSCOA対策にお悩みの方は本記事を参考にしてみて下さい。