こんにちは、しんたろす(@mono_shimtaros)です!
今回の記事では私が独学で公務員試験を合格した際に実際に使用した教養試験科目の問題集や参考書について全て公開、一気に晒してしまおうという記事です( ゚Д゚)
✔公務員試験の教養科目の受験を考えてる
✔独学向けのオススメの問題集,参考書を知りたい
✔問題集に悩みすぎて、多く買ってしまう
✔捨て科目を知りたい
という方は、ぜひ本記事を参考に自身に合った公務員試験問題集、参考書を選んでいただければと思います。
それでは、いってみよう(=゚ω゚)ノ
- そもそも独学で合格できるの?
- 【教養試験科目】オススメの問題集、参考書
- 県庁,市役所志望者向け問題集
- 専門試験科目の対策について
- SCOA(スコア)対策について
- 面接対策の記事を書きました
- 【教養科目対策】独学向け問題集まとめ
そもそも独学で合格できるの?
結論、合格できます。
公務員試験を少し調べた方なら分かるかと思いますが、公務員試験は教養試験、専門試験を合わせると30科目以上あります。
これを初めて聞いたときに、独学で合格なんて無謀だろうと思う方が大多数かもしれません。
果たしてそうでしょうか?
私は、そうは思いません。
公務員試験は効率的に勉強をしていくことで独学でも合格は可能です。
そして効率的な勉強には、効率的な問題集、参考書が欠かせません。
今回の記事では、私が実際に合格した際に使用した問題集や参考書について、主要科目を中心にステマなしで全て公開していきます!!
少々長くなりますがお付き合いくださいませm(_ _)m
【教養試験科目】オススメの問題集、参考書
ここからは、私が実際に使用した教養試験科目の問題集、参考書をご紹介します。
文章理解
文章理解は、まず直感ルールブックで解法パターンを掴みます。
文章理解すぐ解ける直感ルールブック
直感ルールブックで解法パターンを掴んだ後はスー過去で演習します。
新スーパー過去問ゼミ「文章理解・資料解釈」
文章理解は解法パターンを覚えた後は、同じ問題を繰り返すのではなく、できるだけ多くの新しい問題に取り込んでいくことが重要です。
それと英語についてですが、実は割と苦手だったので、英単語帳もやりました(;・∀・)
システム英単語Basic
ミニマルフレーズで有名な英単語帳です。覚えやすくてオススメです。
英文に慣れるために、Core1900も少しずつ読んでました。
Core1900
さまざまなジャンルの英文が収録されていて、一文あたりの量も丁度良かったです。
数的処理
数的処理は「ワニ本」が有名ではありますが、私は断然「カンガルー本」でした。
なんなんでしょうね?
著者は同じはずなのですが、解説や解法の仕方がカンガルー本の方が分かりやすかったんですよね。
畑中敦子の数的推理ザ・ベストプラス
畑中敦子の判断推理ザ・ベストプラス
畑中敦子の資料解釈ザ・ベストプラス
カンガルー本で解法パターンを暗記したら、スー過去に移ります。
新スーパー過去問ゼミ「数的推理」
新スーパー過去問ゼミ「判断推理」
新スーパー過去問ゼミ「文章理解・資料解釈」
時間が無い場合はカンガルー本のみでもよい、と言いたいところですが、数的処理を得点源にしたい場合はできる限り多くの問題にあたり、解法パターンを暗記したいところです。
できる限り多くの問題にあたるためには、制限時間を設けて取り組むことが重要です。
たとえば、ストップウォッチのタイマー機能を3~5分で設定し、時間内に解けなければ即解答解説を見る。
解答解説を紙に書き写し、解法パターンを暗記するまで繰り返しまくる。
「自力で解法が思いつくまで絶対に答えは見ない!!」
というのは効率的に勉強するという観点からすれば、絶対的にNG です。
分からなければ、即解答解説を見る!
クセを付けましょう。
社会科学
いわゆる政治経済ですが、専門試験科目を勉強している場合は特別対策は不要です。
ただし、教養試験のみの場合で、専門科目が無勉の場合は過去問ダイレクトナビを使用することをオススメします。
過去問ダイレクトナビ「政治・経済」
過去問ダイレクトナビは既に正文化(間違った選択肢を正しい文章に直すこと)がされているので、どこが間違っているのかが一目瞭然で分かるのが特徴の問題集です。
赤シートも付属しているので、効率的な復習が可能となります。
人文科学
日本史は「金谷の日本史「なぜ」と「流れ」が分かる本」が分かりやすかったですね。
原始・古代史
中世・近世史
近現代史
参考書で全体の流れをつかんだ後は過去問ダイレクトナビに移ります。
過去問ダイレクトナビ「日本史」
世界史については山川の参考書を使用しました。
詳説世界史B
正直、山川は言い換えれば教科書を読んでるようなものなので、当時読んでいて辛かったのを覚えています。教科書が苦手じゃなければ「詳説世界史B」でも構いませんが(;・∀・)
現在では、こちらの参考書の方が分かりやすくてオススメであると考えます。
一度読んだら絶対忘れない世界史の教科書
私の受験当時には刊行されていなかったので、今から世界史を学習する方には最適な参考書だと思います。
参考書で全体像を掴んだ後は、日本史と同様、過去問ダイレクトナビに移ります。
過去問ダイレクトナビ「世界史」
地理は捨てました。
もともと知識があるor興味がある方を除き、地理は効率が悪いので捨ててよいです。
自然科学
物理はスー過去のみです。
物理はもともと少しかじってたので、スー過去で基本問題を軽くやってましたが、知識ゼロの方は捨てても良いと思います。
生物と地学はとりあえず参考書をサラッと見ます。私は東進ブックスの参考書を使用していました。
生物
地学
参考書で全体像を掴んだ後は過去問ダイレクトナビに移行します。
過去問ダイレクトナビ「生物・地学」
数学は知ってる問題が出ればラッキー程度で問題は解いてません。
化学については知識ゼロなので完全に捨てました。
自然科学全般として言えることは、生物と地学を除き、知識ゼロの科目については捨ててもOKです。勉強効率が悪すぎますので。
時事問題
時事問題対策としては定番の速攻の時事で知識を入れました。
速攻の時事
最近の参考書だと、TACの方が微妙に情報も新しく、分かりやすいのでオススメです。
公務員試験時事コレ1冊
時事問題はキリが無いので、あまり手を広げ過ぎないのがポイントです。
上記参考書に載っていないものは誰も解けない問題と割りきり(実際そうだと思うが)、1冊と決めたものを極めるようにしましょう。
県庁,市役所志望者向け問題集
それぞれの科目が仕上がってきたら、県庁や市役所志望者は総合問題集を使って知識を補填することをおすすめします。
地方上級教養試験500
市役所上・中級教養・専門試験500
地方上級や市役所試験は試験問題を持ち帰れず、公開もされていないため、上記のような再現問題集に取り組むことが重要です。
これは個人的な感想になってしまいますが、特に地方上級は選択肢の言い回しにクセがある印象があります。
専門試験科目の対策について
受験する自治体によっては専門試験を課されるところもあります。
専門試験科目を受験される方はこちらの記事も参考にしてみて下さい。
本記事と同じように、実際に私が使用した問題集や参考書を紹介した記事となっています。
SCOA(スコア)対策について
公務員試験で最近増えている教養試験の方式でSCOA(スコア)というものがあります。
教養試験と似て非なるものです。
求められる対策が異なりますので注意しましょう。
note限定の完全版もあります↓
併せてチェックしてみて下さいね('ω')
面接対策の記事を書きました
面接対策については、正直言って筆記試験の終了後でOKです。
ただし、筆記試験の終了日から2次面接の期間までついては短期間となるケースが多いので、筆記試験終了後に速やかに面接対策に移ることをオススメします。
【教養科目対策】独学向け問題集まとめ
・独学でも合格可能
・効率的な勉強には効率的な問題集が必要
・使わない科目は潔く捨てよう
・地方上級や市役所は再現問題に慣れることが大事
今回の記事では私が公務員試験に合格した際に実際に使用した教養試験科目の問題集、参考書についてご紹介しました。
私の受験勉強時代と比較して、最近は良質な参考書が刊行されていることもあり、独学勢には良質な環境が整っているなと感じているところです。
スー過去については公務員試験問題集の中でも、王道中の王道問題集ですので、ぜひ極めていただきたいと思います。
もし公務員試験問題集、参考書選びについて迷っている方がいましたら、今回の記事を参考に、自身に合った問題集をチョイスしてみて下さい。
今回の記事にてご紹介した公務員試験問題集、参考書については楽天ROOMのコレクションにて一気にまとめていますので、併せてチェックしてみて下さいね(*'▽')