ゆで卵の殻をつるんときれいにむく裏ワザとは?失敗しないで簡単に剥けるコツを知りたい!しんたろす(@mono_shimatros)です('ω')
今回は、ゆで卵の殻をつるんときれいにむく方法をピックアップしてご紹介!
ゆで卵の殻をつるんときれいにむく裏ワザとは?失敗しない簡単に剥けるコツについて検証・解説していきます。
✔ゆで卵の殻をつるんと剥きたい
✔ゆで卵をきれいにむく裏ワザとは?
✔失敗しない簡単にむけるコツを知りたい
と気になっている方はぜひ本記事を参考にしてみて下さい。
- ゆで卵の殻をつるんときれいにむく裏ワザ!コツは茹で方にあり?
- ゆで卵の殻を失敗せずに一瞬で簡単に剥く方法とは?3つの茹で方を検証
- ゆで卵をつるんときれいにむく裏ワザ!失敗しない簡単に剥けるコツとは?まとめ
ゆで卵の殻をつるんときれいにむく裏ワザ!コツは茹で方にあり?
結論、「スプーン叩き」を行うことで以下のようにゆで卵の殻をつるんときれいにむくことが可能となります(新鮮な卵でもOK)。
一般的に、新鮮な卵(採卵日から1~2日程度)ほど殻の内部に多くの二酸化炭素が含まれています(白身に溶け込んでいる)。
新鮮な状態で茹でることで二酸化炭素が殻の外に出ようとして白身を圧迫、殻の薄皮部分に圧着されます。
結果、殻を剥く際に白身ごと剥けてしまいボロボロのゆで卵が完成するわけです。
これを防止するためには、いかに効率的に殻の中の二酸化炭素を抜けるかが重要なポイントとなります。
殻の中の二酸化炭素を逃がすことができれば、白身と殻の薄皮が圧着されるのを防ぐことができるため、結果として「剥きやすいゆで卵」が完成するという仕組みです。
本項目では、ゆで卵がつるんときれいにむくことができる裏ワザとして「スプーン叩き」を活用した茹で方を写真付きで解説していきます。
使用する材料・アイテムなど
本記事で使用する材料等は以下のとおりです
・ル・クルーゼの鍋
・ガラス製のフタ
・キッチンタイマー
・スプーン
・ボウル
・(あれば)氷
・生卵
以下、ゆで卵が剥きやすくなる茹で方を解説していきます。
お湯を沸騰させよう
まずは鍋に水を入れましょう。
水の深さは卵が全てかぶるくらいの深さまで入れます。
蓋を閉めて着火、中火で沸騰するまで待ちます。
卵の底をスプーンで叩く
冷蔵庫から生卵を取り出して、殻の底部分(緩い楕円側)をスプーンで叩きます。
すると、こんな感じで割れます↓
スプーンで叩く目的としては、殻内に溜まっている二酸化炭素を逃す排気口的な部分を作るためです。
二酸化炭素の逃げ道を作ることで、白身と殻の薄皮が圧着されるのを防ぐ効果が期待できます。
注意点としては、とんでもない力でぶっ叩くと卵が崩壊するので、力の加減を調整しながら叩くことをオススメします。
弱火に調整した後茹でる
鍋が沸騰したらフタを取り、弱火に調整した後「スプーン叩き」をした生卵を投入します。
「半熟ゆで卵」⇒8分程度。
「固ゆで」⇒12分程度。
茹でてみると良いかと思います。
本検証では8分間でいきたいと思います。
冷水で冷やそう
キッチンタイマーが鳴ったら鍋からゆで卵を取り出して、冷水に入れましょう。
氷が無い場合は水を当てまくる作戦でもOKです。
手に持った時に暖かさが無くなっていればOKです。
つるんときれいに殻がむける
ゆで卵の殻を剥いていきます。
叩いた割れ目から二酸化炭素が抜け出したことで、薄皮と白身が圧着していないことが分かります。
半分程度殻を剥いたところで…
つるんと殻が剥けました。
ゆで卵の殻を失敗せずに一瞬で簡単に剥く方法とは?3つの茹で方を検証
前述したとおり、事前に「スプーン叩き」を行うことでゆで卵の殻をつるんときれいにむくことが可能となります。
ここで気になるのは、その他の方法と比較してどのくらいきれいに剥けるのか?ということです。
本項目では、以下の3つの方法でゆで卵の仕上がり具合を検証していきます。
・冷水のみ
・100均穴あけ器+冷水
・スプーン叩き+冷水
以下、解説していきます。
冷水のみ
「冷水のみ」とは文字どおり、茹でた後に冷水で冷やすだけで作る方法です。
茹でた後に直ちに冷水で冷やすことで、中身から出る水蒸気が冷やされて殻と中身の間に水が溜まり剥きやすくなるというものです。
茹でる前の事前準備(殻を叩く、穴をあける等)が必要無いため、気軽にできる対策とも言えます。
100均穴あけ器+冷水
殻内の二酸化炭素を抜く定番アイテムとして、「100均の穴あけ器」があります。
卵の設置部分に穴あけ用の針が仕込んであり、生卵を押し付けることで穴が空くというものです。
こんな感じで穴が空きます↓
100均穴あけ器が無い場合には、画びょうで代替することも可能です。
当該穴から二酸化炭素が排出され、白身と殻の薄皮が圧着してしまうことを防ぐという仕組みです。
スプーンで叩き+冷水
冒頭で解説した「スプーン叩き」による方法です。
仕組みとしては「100均穴あけ器」と同様で、事前に二酸化炭素の逃げ道を作っておくことで白身と殻の薄皮が圧着されるのを防ぐというものです。
殻を剥いてみた結果を比較
前述した3つの方法で茹でた結果は以下のとおりです。
本検証では、採卵日から3日程度経過した生卵を使用したため、全体的に綺麗に剥ける結果となりましたが「スプーン叩き」が最もつるんと綺麗に剥けていることが分かります。
「冷水のみ」の場合、殻の一部が白身とくっついてしまい、ところどころでボコボコしている部分が見受けられます。
「穴あけ器」の場合、比較的綺麗に剥けていることが分かりますが、白身の一部が割れてしまいました。
「スプーン叩き」の場合は、薄皮ごときれいにむけていき、殻の下半分を剥いたところでつるんと一瞬で剥けてしまいました。
「スプーン叩き」による手法は、殻内部に溜まっている二酸化炭素の逃げ道が多いことから、穴あけ器と比較しても白身と殻の薄皮が圧着されづらいことが考えられます。
上記写真は「スプーン叩き」を茹でている時の様子ですが、割れ目から二酸化炭素が排出されていることが分かります。
なお、黄身については全て同じ仕上がりでした。
本検証から判明した事は「スプーン叩き」による裏ワザが、最も失敗しないで簡単に剥ける方法であるということです。
ゆで卵をつるんときれいにむく裏ワザ!失敗しない簡単に剥けるコツとは?まとめ
・スプーン叩きでつるんきれいに剥ける
・二酸化炭素の逃げ道を作ることが重要
・冷水のみでは白身の一部が殻の薄皮と圧着
今回はゆで卵の殻をつるんときれいにむく方法をピックアップ、ゆで卵の殻をつるんときれいにむく裏ワザとは?失敗しない簡単に剥けるコツについて検証・解説しました。
本検証で判明した事として、
スプーン叩き+冷水>穴あけ器+冷水>冷水のみ
の順でつるんと綺麗に剥けることが分かりました。
「きれいにむく」という観点においては、殻の中に含まれている二酸化炭素をいかに効率的に抜けるかが重要なポイントとなります。
殻の中の二酸化炭素をうまく逃がすことができれば、白身と殻の薄皮が圧着されるのを防ぎ、結果として「剥きやすいゆで卵」が完成します。
これが意味することは、茹でた後の対策(冷水)では不十分で、茹でる前の対策(スプーン叩き)が重要であるということです。
ゆで卵を簡単に剥きたい!と考えている方は本記事を参考に、つるんと綺麗に剥ける裏ワザをぜひ実践してみて下さいね。
ゆで卵に茹で方については、以下に関連記事を掲載していますので、あわせて参考にしてみて下さい。