地元のいきなりステーキがいきなり潰れてました。
オープンしてから1~2年くらいでしょうか。
いきなりすぎて悲しいどころか笑えてきます。
いきなりステーキと言えば、赤字転落に伴い、社長が店舗入口にデカデカとお言葉を張り付けていたことで話題になっていましたよね。
ただ、この閉店のおかげでモヤモヤしていたことが解決しました。
そのモヤモヤというのは、最近やけに店が混んでいたということです。
連日たくさんの車が止まっている状態。
この時私は思いました。
何か新たな策に打って状況が好転し始めているのか?と。
ただ、私自身はその光景をもってしても、いきなりステーキを久々に食べてみようかなとは全く思いませんでしたけど。
その数日後、車で通りかかったところ、
いきなりステーキは白い綺麗な建物になっていました。
あの時私が見た光景は、閉店間際の最後のお祭りだったのでしょう。
あの連日の不自然なくらいの混み具合は、そのほとんどがスタッフの身内だったんじゃないかという妄想さえしていまいそう。
ほんとに急な閉店でした。
モヤモヤの解決。
まあ、閉店自体は予想通りでしたが、まさかこんない早いとは…
いきなりステーキの何がダメだったのか。
お客さん目線として、私が思うことをあげてみます。
いきなりステーキは…
単純に高い
これは誰もが思っちゃいますよね。ただただ高い…!
4人家族で行った暁には1万円がぶっ飛びます。
オーダーカット注文が分かりづらい
席に着いたらステーキ以外を注文してください。としていますが、
これがまたメンドクサイ。
いや、ステーキも一緒に注文させてよと。
わざわざ番号札持ってカット場で並ぶとか効率悪すぎるし、初見だと訳がわからないです。
そもそも何グラムが適量なのか分からない
最近になってやっと、一部定量カットメニューを導入したようです。
それまでは、ほとんどの肉が1グラム単位での価格設定であった為、お客さんの立場からすれば、トータルの値段が把握しづらく、そもそも何グラムが適量なのか分からないという本末転倒な状態でした。
結果、ワイルドステーキを頼む。
ワイルドステーキの肉質
注文の煩わしさを避けるために、結果として頼むワイルドステーキですが、
何しろ当たりはずれが多い。
赤みが多く味がしっかりついてる時と、脂身ばかりで赤身が半分程度しかない時もある。
ワイルドステーキは、いきなりステーキのメニューの中では手を出しやすい価格帯だけに、この不安定さはかなり痛い。
ファミリー層に合わない
これは値段が高いというだけでなく、上に書いたような注文の煩わしさも要因にあるように思えます。
また、価格的に唯一手を出しやすいワイルドステーキは味が不安定。
結果リピートすることが無くなります。
アメリカ株式市場への上場失敗
米国に立ち食いステーキの文化は合わなかったようです。
いわば逆輸入のような展開であったが、本場に勝てるはずがなく、NASDAQへの上場を廃止しました。
オープンから1,2年で閉店
オープンして間もない店を潰すということは、会社の経営が相当ヤバいことが伺い知れます。印象としては非常に悪いですね。
幸楽苑は継続
ここの立地は近くに幸楽苑もあるので、それぞれの店の駐車場の混み具合を比較すると非常に面白い。
言うまでもなく、幸楽苑の方がお客さんが入っています(この間の閉店間際のお祭り状態を除いて)。もちろん私もそのお客さんの一人であるわけで。
白い綺麗な建物を見た日に、今回の記事みたいなことをいろいろ考えながら、幸楽苑の味噌野菜タンメンこってり(絶賛ドはまり中)と餃子ライスセットを食べて家路に着きました。
そんな幸楽苑も台風19号による工場被害を皮切りに売上が鈍化してしまったようで、閉店に踏み切るようです。
幸楽苑の件については、一過性のものだと私自身は思いますが、とにかく地元の幸楽苑は閉店しないよう祈るばかりです。
とりあえず、
肉マイレージカードは近々捨てようかなと思う今日この頃です。