PayPayポイント運用はどのコースがいい?逆チャレンジコースのひどい評判をチャートで比較!しんたろす(@mono_shimtaros)です('ω')
今回は、人気決済アプリ「PayPay」内で利用できる疑似資産運用サービス「PayPayポイン運用」のコース選択についてピックアップしてご紹介!
PayPayポイント運用はどのコースがいい?逆チャレンジコースのひどい評判とは?各コースを過去チャートを活用して比較していきたいと思います。
✔PayPayポイント運用はどのコースがいい?
✔逆チャレンジコースのひどい評判とは?
✔逆チャレンジコースの過去チャート比較は?
と気になっている方はぜひ本記事を参考にしてみて下さい。
- PayPayポイント運用の逆チャレンジコースがひどい?評判をチャートで比較!結局どのコースがいいのですか?
- PayPayポイント運用とは?基本情報を解説
- PayPay逆チャレンジコースがひどい?チャートで評判を比較【ポイント運用】まとめ
PayPayポイント運用の逆チャレンジコースがひどい?評判をチャートで比較!結局どのコースがいいのですか?
「PayPayポイント運用」は、PayPayアプリ内で利用できる疑似資産運用サービスです。
証券口座の開設不要で「PayPayポイント」を元手に1ポイントから気軽に資産運用体験ができることから、人気を博している「疑似」的な資産運用サービスです。
PayPayポイント運用では、7つの運用コースが設定されており、いずれも実際に米国市場に上場している銘柄(上場投資信託)に連動するコースとなっています。
・金(ゴールド)コース⇒GLDに連動
・テクノロジーコース⇒QQQに連動
・スタンダードコース⇒SPYに連動
・テクノロジーチャレンジコース⇒TQQQに連動
・テクノロジー逆チャレンジコース⇒SQQQに連動
・チャレンジコース⇒SPXLに連動
・逆チャレンジコース⇒SPXSに連動
ここで気になるのは、
「どのコースを選べばいいのか?」
ということです。
以下は、各コースに連動しているETF(上場投資信託)について、過去5年の値動きを比較したものです(TQQQ,SQQQを除く。米ドル建てベース)。
上記チャートを見ていただくと分かるとおり、コース(銘柄)によって値動きの過程、パフォーマンスがかなり異なることが分かります(特に「SPXS(逆チャレンジコース)」がひどい)。
本項目では、PayPayポイント運用はどのコースを選べばいいのか?おすすめのコースについて考えていきたいと思います。
迷ったらスタンダードコース一択
結論、迷ったらスタンダードコースがおすすめです。
スタンダードコースはアメリカを代表する500社に連動する株価指数「S&P500」に連動するETF「SPY」に連動するコースとなっています。
アメリカの優良企業500社に分散投資できる詰め合わせパックのようなコースで、5コースの中でも安定したパフォーマンスを期待できる長期運用に適したコースと言えます。
パフォーマンス重視ならテクノロジーコース
運用パフォーマンスを重視したいなら、「テクノロジーコース」がオススメです。
テクノロジーコースは米国のナスダック市場に上場する代表的な企業100社に連動するETF「QQQ」に連動するコースとなっています。
アップルやマイクロソフト、アマゾンドットコム、エヌビディア等の最先端のテクノロジー系の企業を中心に構成される詰め合わせパックで、他コースと比較して良好なパフォーマンスを期待できるコースとなっています。
スタンダートコースと比較して値動きが激しいというデメリットはありますが、前述したチャート比較を見ていただくと分かるとおり、スタンダードコースを遥かに凌駕するパフォーマンスを叩き出しているという事実は認識する必要があります。
一発逆転のチャレンジコースは下がる相場に注意せよ
一発逆転を目指したいなら「チャレンジコース」又は「テクノロジーチャレンジコース」がオススメです。
チャレンジコースは米国株価指数「S&P500」の値動きの3倍連動を目指すETF「SPXL」に連動するコースとなっています。
言い換えれば、スタンダードコースの値動きが3倍になるコースとも言えます。
テクノロジーチャレンジコースは米国株価指数「NASDAQ100」の値動きの3倍連動を目指すETF「TQQQ」に連動するコースで、テクノロジーコースの値動きの3倍になるコースとも言えます。
株価上昇時には短期間でかなり儲かるメリットがある一方で、2020年3月にあったような暴落「〇ロナショック」時にはメチャクチャ下がるため、投資タイミングによっては悲惨な状況に陥るリスクがあります。
一般的に短期的な運用でパフォーマンスを出したい時に活用したいコースではありますが、暴落時に仕込むことで他コースを遥かに上回るパフォーマンスも期待できるため、投資タイミングに一定程度の自信がある方は検討したいコースと言えるでしょう。
逆チャレンジコースはひどいからやめとけ
PayPayポイント運用には、前述したチャレンジコースの逆に連動する「逆チャレンジコース」というコースがありますが、悪い事は言いません、やめたほうがいいです。
上記チャートを見ていただくと分かるとおり、長期で右肩下がりのひどい値動きとなっていることが分かります。
逆チャレンジコースは米国株価指数「S&P500」の逆に3倍連動するコースとなりますが、ベースとなるS&P500は長期的に右肩上がりの成長を遂げているため、「逆」に連動する逆チャレンジコースは必然的に長期で下がり続ける値動きが想定されます。
株価暴落の直前に仕込むことで短期的に儲けることも可能ですが、そもそも暴落タイミングを完璧に当てることは不可能なので、まず選択肢から除外したいコースとなります。
金(ゴールド)コースは必要か?
金(ゴールド)コースは5コースの中でも、最も値動きがマイルドなコースとなります。
改めて比較チャートを見てみると、2020年3月の暴落時においてもマイルドな値動きをしていることが分かります。
長期的に右肩上がりのチャートを描いてはいるものの、あまりにもマイルド過ぎるため、資産を効率的に増やすという観点から金(ゴールド)コースに全振りするのはいかがなものか?とは個人的に思います。
暴落時のショックを和らげるポートフォリオの一部として検討したいコースとなります。
筆者ならこうする!オススメのコースは?
筆者の場合は、暴落をあまり気にしない「リスク許容度が高い」運用手法を好む傾向にあるため、以下のような運用方針で行うことを考えます。
・通常時⇒テクノロジーコースに追加
・暴落時⇒チャレンジコースを追加
暴落時にのみチャレンジコースを追加、それ以外はひたすらテクノロジーコースを追加し続けていくという手法です。
過去チャートを見ていただくと分かるとおり、運用パフォーマンスが優れているのは「テクノロジーコース(QQQ)」
「チャレンジコース(SPXL)」
の2コースです。
上記2コースで効率的に儲けたいと考えた場合、テクノロジーコースをベースに追加して積み上げていき、暴落時のみチャレンジコースを仕込む(追加)ことで運用パフォーマンスの向上が期待できます。
参考までに、上記方針に基づき運用した編集時点の運用実績を掲載しておきます。
保有コース別の運用損益は以下のとおりです↓
【追記】
そして3ヶ月後はこんな感じに↓
3か月後の保有コース別の評価損益は以下のとおり↓
※リアルタイムに変動するため上記運用中のポイントと合計値がズレている場合があります。
テクノロジーコースはPayPayポイントが付与された時点で追加される「自動追加設定」で放置し、暴落時にのみ当該自動追加設定を解除して、チャレンジコースに追加した結果となります。
言葉は悪いですが、基本的に巷にあふれている株価の将来予測はマジで役に立たないので(「暴落煽り」で再生数を稼ぐ投資系動画が良い例)、過去実績の傾向に基づき淡々と積み上げていくことで上記のような運用成績を期待できます。
なお、現在の筆者は「PayPayポイント運用」ではなく、より効率的に運用できる「PayPay資産運用」をメインにPayPayポイントと配当金(分配金)のみで運用する「0円投資」を実践・検証しています。
「0円投資」の結果については、YouTubeチャンネル「しんたろすにわか投資部」にて公開していますので併せて参考にしてみてください↓
ブログ記事で見たい方はこちらもチェックです!!↓
PayPayポイント運用とは?基本情報を解説
スマホ決済アプリ「PayPay(ペイペイ)」は、その使いやすさや加盟店の多さ、ポイントの貯まりやすさも相まってポイ活ユーザーにとって無くてはならない存在になりつつあります。
そんなこんなで人気のPayPayアプリ内には、知る人ぞ知る「資産運用サービス」の機能が備わっています。
それが、
「PayPay資産運用」
「PayPayポイント運用」
の2つです。
PayPay資産運用 | PayPayポイント運用 | |
---|---|---|
利用できる PayPay残高 |
・PayPayマネー ・PayPayポイント |
・PayPayポイント |
銘柄数 (コース数) |
・26銘柄(コース) ・米国個別株 ・日本個別株 |
7コース |
売却益 | PayPayマネー | PayPayポイント |
分配金 | あり | なし |
口座開設 | 必要 | 不要 |
本項目では「PayPayポイント運用」に着目し、基本情報について解説していきます。
PayPayポイントを元手に疑似的に運用
基本的な考え方として、資産運用を行うためには元手となる「お金」が必要となります。
PayPayポイント運用では元手として「PayPayポイント」を利用することで疑似的に資産運用ができます。
PayPayポイントはPayPay残高の一種と考えて差し支えないです。
参考までにPayPay残高の種類を表にまとめてみます(以下表は横スクロール可能)。
付与方法 | 上限額 | 有効期間 | 出金 | 送る・割り勘 | |
---|---|---|---|---|---|
PayPayマネー | 現金チャージ PayPayフリマ売上金チャージ等 |
100万 | 無期限 | ○ | ○ |
PayPayマネーライト | PayPayカードチャージ PayPayクレジット ソフトバンクまとめて支払い ワイモバイルまとめて支払い等 |
100万 | 無期限 | × | ○ |
PayPayポイント (旧PayPayボーナス) |
各種特典・キャンペーン PayPayモール、Yahooショッピング、LOHACO等 |
なし | 無期限 | × | × |
PayPayボーナスライト | 2021年2月1日に廃止 各種特典・キャンペーン |
なし | 60日間 | × | × |
上記のとおり、スマホ決済アプリPayPayにチャージされた電子マネーは、チャージ方法やお買い物による特典付与などにより、4つの種類に区分することができます。
この4つの区分を、まとめて「PayPay残高」と呼びます。
このうち、「PayPayボーナスライト」という期限付きのポイントについては2021年2月1日に廃止となったので、現状「PayPay残高」は3種類存在することになります。
例えば、PayPayに銀行口座を使って現金チャージした場合は「PayPayマネー」という扱いになります。
PayPayカードによるチャージや、ソフトバンクまとめて支払い(携帯料金扱いで引き落とすチャージのこと)等については「PayPayマネーライト」という扱いになります。
「PayPayポイント」は、電子マネーPayPayでお買い物をした時やPayPayモール、LOHACO(ロハコ)等の通販サイトで買い物した時に貯まったり、キャンペーン特典により付与されるPayPay残高となります。
なお、PayPayポイントは「1ポイント=1円相当」として、全国のPayPay決済加盟店でのお買い物に使うことができるほか、Amazonやヤフーショッピング等のインターネットショッピングでも利用可能なポイントサービスです。
大手チェーンのお店ではもちろんのこと、個人経営のお店でもPayPay決済が利用可能なケースが増えており、全国的にポイントが貯まりやすい環境が整っていることが強みとして挙げられます。
実際、私自身も還元率2倍の必須アイテム「PayPayカード」をベースにPayPayポイントを貯めていき、19万円相当超えのPayPayポイント獲得を達成することができました。
上記のとおり、思いのほか貯まることを実感したので19万ポイント獲得に満足することなく、引き続き20万、30万…とPayPayポイントを獲得していきたいと考えています。
保有コストゼロ・筆者も愛用中「PayPayカード」の評判や口コミ、メリット・デメリットについては以下記事にて詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみて下さい。
7つのコース厳選コースから選択
PayPayポイント運用は7つのコースから選択して運用を行います。
「スタンダードコース」
「テクノロジーコース」
「テクノロジーチャレンジコース」
「テクノロジー逆チャレンジコース」
「チャレンジコース」
「逆チャレンジコース」
「金(ゴールド)コース」
いずれも米国市場に上場するETF(上場投資信託)に連動するコースとなっており、1ポイントから24時間365日いつでも追加・引き出しが可能となります。
売却益はPayPayポイントとして付与される
通常、株式投資の場合は売却益は現金として証券口座に入金されます。
しかしながら、「PayPayポイント運用」の場合、証券口座不要で元手がPayPayポイントとなるため、売却した分は「PayPayポイント」としてPayPayアプリ内に戻ってきます。
このことから、売却益を現金化したい場合には「PayPay資産運用」がオススメです。
例えば、PayPay資産運用であれば「PayPayポイント」のみ利用して買付した場合であっても、その銘柄を売却すると「PayPayマネー」となってPayPay残高に入金されることとなります。
PayPayマネーは現金化できるPayPay残高となりますので、この仕組みを利用することでPayPayポイントを間接的に現金化できることになります。
分配金(配当金)は出ない
通常の株式投資においては、保有銘柄により定期的に分配金(配当金)が貰える銘柄があります。
例えば、米国株価指数に連動するインデックス銘柄「SPY」や「VTI」、高配当ETFの「VYM」等が分配金が貰える銘柄として挙げられますが、PayPayポイント運用においては分配金(配当金)を貰うことはできないです。
もし分配金(配当金)を貰いたいのであれば「PayPay資産運用」の活用を検討しましょう。
PayPay資産運用においては、実際に有価証券(個別株、ETF等)を売買することとなるので、定期的に分配金(配当金)を受け取ることが可能です。
PayPay資産運用における分配金は、現金化可能な「PayPayマネー」としてPayPay残高に入金されます。
入金された分配金(PayPayマネー)は、
・現金化も可能
・PayPay資産運用の元手として再投資も可能
・PayPay残高としてお買い物で利用も可能
という形でユーザーの利用目的に応じて様々な使い方ができます。
なお、筆者の場合はPayPay資産運用に再投資することで雪だるま式に儲かる資産形成を実践しているところです。
口座開設不要でサービスが利用できる
PayPayポイント運用の場合は実際の有価証券(株やETF)を売買せずにPayPayポイントのみで取引を行うことから、口座開設不要でサービスが利用できます。
現金を介せずにPayPayポイントのみで完結する仕組み上、これから資産運用を始めたい!と考えている方にとっては積極的に活用したいポイント運用サービスとなるでしょう。
PayPay逆チャレンジコースがひどい?チャートで評判を比較【ポイント運用】まとめ
・迷ったらスタンダードコース
・パフォーマンスならテクノロジーコース
・逆チャレンジコースはひどいからやめとけ
今回は、人気決済アプリ「PayPay」内で利用できる疑似資産運用サービス「PayPayポイン運用」のコース選択についてピックアップ、PayPayポイント運用はどのコースがいいのか?逆チャレンジコースのひどい評判や各コースの過去チャートを比較してみました。
各コースの特徴をまとめていくと、
・迷ったらスタンダードコース
・パフォーマンス重視のテクノロジーコース
・暴落時に仕込むチャレンジコース
・逆チャレンジコースはひどいからやめとけ
・金コースはマイルドな値動き
なお、現在の筆者は「PayPayポイント運用」ではなく、より効率的に運用できる「PayPay資産運用」をメインにPayPayポイントと配当金(分配金)のみで運用する「0円投資」を実践・検証しています。
PayPay資産運用については以下に関連記事を掲載していますので、あわせて参考にしてみて下さい。