PayPay(ペイペイ)資産運用とPayPay(ペイペイ)ポイント運用の違いを知りたい!しんたろす(@mono_shimtaros)です(;´Д`)
今回はPayPayポイントで資産運用ができる注目サービス、「PayPay資産運用」「PayPayポイント運用」の違いについてピックアップしてご紹介!
PayPay資産運用とPayPayポイント運用の違いとは?ぶっちゃけオススメはどっち?ということについて解説していきます。
✔PayPay資産運用とポイント運用の違いは?
✔PayPayポイントやマネーライトで運用できる?
✔PayPay資産運用とポイント運用はどっちがおすすめ?
と気になっている方は、ぜひ本記事を参考にしてみて下さい。
- PayPay資産運用とPayPayポイント運用の違いとは?
- PayPay資産運用とPayPayポイント運用、おすすめはどっち?
- PayPay資産運用とポイント運用の違いを比較!おすすめはどっち?まとめ
PayPay資産運用とPayPayポイント運用の違いとは?
スマホ決済アプリ「PayPay(ペイペイ)」は、その使いやすさや加盟店の多さ、ポイントの貯まりやすさも相まってポイ活ユーザーにとって無くてはならない存在になりつつあります。
そんなこんなで人気のPayPayアプリ内には、知る人ぞ知る「資産運用サービス」の機能が備わっています。
それが、
「PayPay資産運用」
「PayPayポイント運用」
の2つです。
PayPay資産運用 | PayPayポイント運用 | |
---|---|---|
利用できる PayPay残高 |
・PayPayマネー ・PayPayポイント |
・PayPayポイント |
銘柄数 (コース数) |
・26銘柄(コース) ・米国個別株 ・日本個別株 |
5コース |
売却益 | PayPayマネー | PayPayポイント |
分配金 | あり | なし |
口座開設 | 必要 | 不要 |
一見して同じように見える資産運用サービスですが、実は結構違っていたりします。
本項目では、これらの資産運用サービスの何が違うのか?ということについて解説していきます。
利用できるPayPay残高の違い
基本的な考え方として、資産運用を行うためには元手となる「お金」が必要となります。
PayPayでは元手として「PayPay残高」を利用することで資産運用ができるようになっています。
「PayPayポイント運用」の場合、
・PayPayポイント
のみが元手として利用できます。
対して「PayPay資産運用」の場合、
・PayPayマネー
・PayPayポイント
の2種類を元手として利用できます。
なお、PayPayマネーやPayPayポイントはいずれもPayPay残高の一種となります。
参考までにPayPay残高の種類を表にまとめてみます(以下表は横スクロール可能)。
付与方法 | 上限額 | 有効期間 | 出金 | 送る・割り勘 | |
---|---|---|---|---|---|
PayPayマネー | 現金チャージ PayPayフリマ売上金チャージ等 |
100万 | 無期限 | ○ | ○ |
PayPayマネーライト | PayPayカードチャージ PayPayクレジット ソフトバンクまとめて支払い ワイモバイルまとめて支払い等 |
100万 | 無期限 | × | ○ |
PayPayポイント (旧PayPayボーナス) |
各種特典・キャンペーン PayPayモール、Yahooショッピング、LOHACO等 |
なし | 無期限 | × | × |
PayPayボーナスライト | 2021年2月1日に廃止 各種特典・キャンペーン |
なし | 60日間 | × | × |
上記のとおり、スマホ決済アプリPayPayにチャージされた電子マネーは、チャージ方法やお買い物による特典付与などにより、4つの種類に区分することができます。
この4つの区分を、まとめて「PayPay残高」と呼びます。
このうち、「PayPayボーナスライト」という期限付きのポイントについては2021年2月1日に廃止となったので、現状「PayPay残高」は3種類存在することになります。
例えば、PayPayに銀行口座を使って現金チャージした場合は「PayPayマネー」という扱いになります。
PayPayカードによるチャージや、ソフトバンクまとめて支払い(携帯料金扱いで引き落とすチャージのこと)等については「PayPayマネーライト」という扱いになります。
「PayPayポイント」は、電子マネーPayPayでお買い物をした時やPayPayモール、LOHACO(ロハコ)等の通販サイトで買い物した時に貯まったり、キャンペーン特典により付与されるPayPay残高となります。
なお、PayPayポイントは「1ポイント=1円相当」として、全国のPayPay決済加盟店でのお買い物に使うことができるほか、Amazonやヤフーショッピング等のインターネットショッピングでも利用可能なポイントサービスです。
大手チェーンのお店ではもちろんのこと、個人経営のお店でもPayPay決済が利用可能なケースが増えており、全国的にポイントが貯まりやすい環境が整っていることが強みとして挙げられます。
実際、私自身も還元率2倍の必須アイテム「PayPayカード」を中心にコツコツとポイントを貯めていき、10万円相当超えのPayPayポイント獲得を達成することができました。
上記のとおり、思いのほか貯まることを実感したので10万ポイント獲得に満足することなく、引き続き20万、30万…とPayPayポイントを獲得していきたいと考えています。
保有コストゼロ・筆者も愛用中「PayPayカード」の評判や口コミ、メリット・デメリットについては以下記事にて詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみて下さい。
選べるコース(銘柄)数の違い
PayPayポイント運用の場合は5つのコースから選択します。
「スタンダードコース」
「テクノロジーコース」
「チャレンジコース」
「逆チャレンジコース」
「金(ゴールド)コース」
対して、PayPay資産運用の場合は厳選された26コースから選択することが可能です(2023年4月時点)。
PayPay資産運用における厳選コースは以下のとおりです(2023年4月時点)。
コース名 | 種別 | 採用銘柄 |
---|---|---|
アメリカ株式コース | ETF | VTI |
アメリカ高配当株式コース | ETF | VYM |
ESGコース | ETF | SUSA |
金(ゴールド)コース | ETF | GLD |
グローバル株式コース | ETF | VT |
新興国株式コース | ETF | EEM |
スタンダードコース | ETF | SPY |
チャレンジコース | ETF | SPXL |
逆チャレンジコース | ETF | SPXS |
テクノロジーコース | ETF | QQQ |
テクノロジー チャレンジコース |
ETF | TQQQ |
テクノロジー 逆チャレンジコース |
ETF | SQQQ |
バイオテック チャレンジコース |
ETF | LABU |
バイオテック 逆チャレンジコース |
ETF | LABD |
半導体チャレンジコース | ETF | SOXL |
半導体逆チャレンジコース | ETF | SOXS |
フラットキープコース | ETF | USIG |
eMAXIS Slim 先進国株式コース |
投資信託 | eMAXIS Slim先進国株式 インデックス |
eMAXIS Slim 全世界株式コース |
投資信託 |
eMAXIS Slim全世界株式 (オール・カントリー) |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)コース |
投資信託 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) |
グローバル優良銘柄コース | 投資信託 | ファンドスミス・グローバル・ エクイティ・ファンド |
グローバル4資産分散コース | 投資信託 | Oneグローバルバランス |
グローバル割安銘柄 ESGコース |
投資信託 | グローバルESGハイクオリティ 成長株ファンド(為替ヘッジ無) |
バンクローンコース (為替ヘッジあり) |
投資信託 | バンクローン・ファンド (ヘッジ有/年1回決算型) |
バンクローンコース (為替ヘッジなし) |
投資信託 | バンクローン・ファンド (ヘッジ無/年1回決算型) |
PayPay投資信託 アメリカ株式コース |
投資信託 | PayPay投資信託 インデックスアメリカ株式 |
このうち、
「スタンダードコース」
「テクノロジーコース」
「チャレンジコース」
「逆チャレンジコース」
「金(ゴールド)コース」
の5コースについては「PayPayポイント運用」でも採用されているコースと同じものです。
また、PayPay資産運用では2023年7月から米国個別株(Microsoft、Apple、Amazon等)への投資も可能となりました。
売却後のPayPay残高の違い
「PayPayポイント運用」の場合、売却した分は「PayPayポイント」として戻ってきます。
対して、「PayPay資産運用」の場合、売却した分は「PayPayマネー」としてPayPay残高に入金されます。
例えば、PayPay資産運用において「PayPayポイント」のみ利用して買付した場合であっても、その銘柄を売却すると「PayPayマネー」となってPayPay残高に入金されることとなります。
PayPayマネーは現金化できるPayPay残高となりますので、この仕組みを利用することでPayPayポイントを間接的に現金化できることになります。
分配金(配当金)の違い
通常の株式投資においては、保有銘柄により定期的に分配金(配当金)が貰える銘柄があります。
例えば、米国株価指数に連動するインデックス銘柄「SPY」や「VTI」、高配当ETFの「VYM」等が分配金が貰える銘柄として挙げられますが、PayPayポイント運用においては分配金を貰うことはできません。
対して、PayPay資産運用の場合は分配金が貰うことが可能です。
PayPay資産運用における分配金は、現金化可能な「PayPayマネー」としてPayPay残高に入金されます。
入金された分配金(PayPayマネー)は現金化しても良し、PayPay資産運用の元手として再投資しても良し、PayPay残高としてお買い物に利用しても良しとユーザーの利用目的に応じて様々な使い方ができます。
なお、筆者の場合はPayPay資産運用に再投資することで雪だるま式に儲かる資産形成を実践しているところです。
口座開設の違い
PayPayポイント運用の場合は実際の有価証券(株やETF)を売買せずにPayPayポイントのみで取引を行うことから、口座開設は必要ありません。
対して、PayPay資産運用の場合は「PayPayマネー」や「PayPayポイント」を元手として有価証券の売買ができるサービスとなるため、現金を介した取引と同様証券口座の開設が必要となります。
「証券口座の開設か~…」
と難しそうなイメージをしている方もいらっしゃるかもしれませんが、ぶっちゃけ言うと超簡単です。
なぜならPayPay資産運用の場合、PayPayアプリ内に登録している情報を利用するので最短4分で申込が完了するからです。
PayPay資産運用の申し込み方法については以下記事にて詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみて下さい。
PayPay資産運用とPayPayポイント運用、おすすめはどっち?
PayPay資産運用とPayPayポイントは、ぶっちゃけどっちがおすすめなのか?
結論、「PayPay資産運用」が圧倒的におすすめです。
本項目では、PayPay資産運用がオススメな理由についてPayPayポイント運用と比較しつつ解説していきます。
PayPay資産運用は利用できるPayPay残高の種類が多い
前述したとおり、PayPayポイント運用の元手はPayPayポイントのみです。
対してPayPay資産運用の場合は、
「PayPayマネー」と
「PayPayポイント」
の2種類を元手として使うことができます。
PayPay資産運用は売却益を現金化できる
PayPayポイント運用の場合、売却益はPayPayポイントとして加算されて返ってきます。
対して、PayPay資産運用の場合は売却益が全てPayPayマネーとしてPayPay残高に入金されます。
PayPayマネーは現金化できるPayPay残高の為、例えばPayPayポイントで買い付けした銘柄を売却してPayPayマネーにして出金・現金化という流れを組むことが可能です。
PayPay資産運用は分配金(配当金)が出る
意外と知られていませんが、PayPay資産運用では実際の株式投資同様に分配金の受け取りが可能です。
PayPay資産運用では米国インデックスに連動するETF銘柄「VTI」「SPY」や高配当ETFの「VYM」等、分配金を出しているETF銘柄を取り扱っている為、これらを保有することで定期的に分配金の受け取りが可能です。
分配金は該当銘柄を保有している限りPayPayマネーとしてPayPay残高に入金され続けるので、そのままPayPay資産運用へ再投資するも良し、普段のお買い物としてPayPay決済するも良し、出金して現金化するも良し、多様な使い方ができる点も見逃せないメリットです。
なお、筆者の場合は分配金をすべて再投資に回して「雪だるま式」に資産を増やす運用を実践しています。
PayPay資産運用はコース数が多い
PayPay資産運用は厳選された多数の銘柄から選択可能なため、PayPayポイント運用(5コース)に比べ、選択の幅が広いことが特長です。
また、PayPay資産運用の場合は投資信託による積立投資にも対応している為、例えば毎日100円ずつ投資する等といった時間を分散させた投資手法も設定可能です。
PayPay資産運用とポイント運用の違いを比較!おすすめはどっち?まとめ
・PayPay資産運用はPayPayマネーとPayPayポイントが利用可能
・PayPay資産運用は売却益がPayPayマネーになる
・PayPay資産運用は分配金が貰える
今回はPayPayポイントで資産運用ができる注目サービス
「PayPay資産運用」
「PayPayポイント運用」
の違いについてピックアップしてご紹介しました。
どちらも米国株を中心として運用できるという点では共通していますが、売却益のPayPay残高の違いや銘柄数の違い、分配金の有無等、違いが多くあることが分かりました。
PayPay資産運用の口コミや評判、メリット・デメリット等は以下記事にて詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみて下さい。