こんにちは、しんたろす(@mono_shimtaros)です!
資産運用に興味を持ち始めている方は、一度耳にしたことがあるであろう
高金利通貨「トルコリラ」
FX会社や投資系の雑誌でも「リラレンジャー」と呼ばれる方々が特集に組まれるくらい人気ですよね!
今回の記事では、高金利通貨として人気の高い「トルコリラ」について、私が思うことを正直に書いていきたいと思います。
・トルコリラの資産運用に興味がある
・高金利通貨の投資に興味がある
・既にトルコリラで資産運用を始めている
という方はぜひ参考にしてみてください。
どこまで下がる?今後の見通しと結論
結論から言います。
絶対にやめましょう!!
いきなりですが、これが私の結論です。
以上!
と終わってしまってもあれなので…
トルコリラ円のチャートを見てみましょう!
これは直近の週足チャートですが、誰がどう見ても下落トレンドを描いていますよね。チャートから明るい見通しは見受けられません。
インフレ率を抑えるために高金利にしてる云々、トルコの歴史が~とか、細かい知識とかすっ飛ばして、
まずチャートを見ましょう、超絶下落トレンドですよ←
一発でヤバい通貨だと分かります。
※3月9日追記!
暴落してしまいました。
(出典:GMOクリック証券 トルコリラ円の日足と月足)
チャートを見れば一目瞭然ですが、超絶下落トレンド通貨です。
もし損切ができるのであれば、早期に損切、ロスカットすることが賢明であると私は考えます。
※4月17日追記
さらに暴落は続きます(=゚ω゚)ノ
トルコリラホルダーの方々の中には、近々ロスカットされる方もいらっしゃると思いますが、今後マジで一切トルコリラは買わない方がいいです。
このまま下がり続けて、下げ止まったころにはスワップが無くなって終了な気がしてならないですわ(;´・ω・)
スワップポイントが魅力的
トルコリラの魅力といえば、高いスワップポイント(金利)です。
トルコリラさえ持っていれば毎日スワップポイントという名の金利をもらい続けることができる。
だから、ほったらかしで寝ててもOKというものです。
そんなにうまい話があるのでしょうか。
長期運用で考えてみる
スワップポイントの積み上げによる利益を狙っていくということは、必然的に長期運用になってくるわけですが、先ほどご覧いただいた週足チャートを見て分かるように、長期に下落トレンドを描いているわけです。
つまり、長期運用を前提としているにも関わらず、長期下落トレンドを描いている通貨を買い(ロングポジション)で持ってしまう、という本末転倒な状態なのです。
正直スワップポイントを加味してもカバーしきれないと私は考えています。
暴落からロスカットパターンの想定
トルコリラ投資で想定される損失パターンを羅列してみました。
トルコリラに投資開始
↓
おお、スワップポイント入ってる!1時間足で押し目買いできたから含み益もアリ!!
↓
まーたトランプ砲か、マイ転しちゃったけど、スワップポイントを加味すればプラスだし、まあ大丈夫っしょ!
↓
結構下がってきたけど、まあここが底だろう。ボーナスも入ったし買い増し♪
↓
ちょっと待って…含み損ヤバいんだけど、またフラッシュクラッシュみたいのがあったら怖いし証拠金積み増ししておくか。
↓
え待って待って、スワップポイントでカバーできないくらい含み損抱えてるんですけど!でもここで損切りしたら、スワップポイントももらえなくなっちゃうし…今はひたすら我慢の時期かな!今日はもう寝よ!!
↓
就寝中、トルコ関連のバットニュースが流れ大暴落
朝起きてスマホ見たら、ロスカット
↓
ご臨終、トルコリラ終わった(;_;)
魅力的なスワップポイントが足枷となって、買い増し、証拠金の積み増しに繋がっていき、最終的に損失額を拡大させ、ロスカットしてしまうパターンが多いのかなと私は考えています。
暴落必須のfxトルコリラ円まとめ
・結論:絶対にやめた方がよい
・チャートは長期下落トレンド
・高金利という甘い罠
・ロスカット必須
それでも買いたいトルコリラ
トルコリラに魅力を感じている方は多いです。
かつての私もその1人でした。
もし時間がある方はTwitterで「トルコリラ ロスカット」とかで検索かけてみてください。
おそらく多くの方が含み損を抱えながら運用していると思います。
幸い私は、2019年1月3日に起こったフラッシュクラッシュの下落のタイミングで短期的な買いを入れ、利益確定を行うことができましたが、もし長期的な目線でトルコリラのスワップ運用を考えているのであれば、やめることをオススメします。
買いを入れるにしても、ロスカット注文(逆指値注文)をあらかじめ入れておく等して、くれぐれも資金管理を怠らないようにしてください。
今回の記事は以上です。
2020年が始まりましたね。皆さんにとって良い年になりますように。
しんたろすでした。