2025年1月13日から人気疑似運用サービスPayPayポイント運用に新コース「ビットコインコース」が設定されました。
PayPayポイント運用ユーザーのしんたろす(@mono_shimtaros)は、早速チェックを開始、調べれば調べるほどやばいコースであることに気がつきました。
てなわけで、今回はPayPayポイント運用にて追加された「ビットコインコース」についてピックアップしてご紹介!
PayPayポイント運用「ビットコインコース」とは?評判や口コミ、今後の対応についても共有、解説していきます。
✔ビットコインコースとは?
✔ビットコインコースの手数料は?
✔ビットコインコースがオススメ人は?
と気になっている方は、ぜひ本記事を参考にしてみて下さい。
- PayPayビットコインコースとは?
- PayPayビットコインコースがおすすめな人とは?
- PayPayビットコインコースの評判は?今後の運用方針はどうする?
- PayPayビットコインコースが手数料でいきなりマイナス!即引き出しで撤退すべき?まとめ
PayPayビットコインコースとは?
2025年1月13日からPayPayポイント運用のコースに
「ビットコインコース」が追加されました。
こちらのコースは仮想通貨で最も有名である「ビットコイン」の連動を目指すコースとなります。
「ビットコインコース」についてはYouTubeチャンネル「しんたろすにわか投資部」でも解説動画を公開していますので、あわせて参考にしてみてください。
ビットコインコースとその他のコースについての概要は以下のとおりです。
ビットコインコース | その他のコース | |
---|---|---|
追加ポイント | 100pt以上1pt単位 | 1pt単位 |
取引時間 | 平日8時5分~翌6時55分 夏時間は7時5分~翌5時55分 |
24時間365日 |
取引手数料 (スプレッド) |
追加時約4.5%、 引き出し時約4.5% ※相場状況により変動 |
100pt以上追加で1.0% 100pt未満追加で無料 |
自動追加設定 | 100pt以上貯まると 自動追加 |
1pt以上貯まると 自動追加 |
以下、それぞれ解説していきます。
追加ポイントは100pt以上1pt単位
PayPayポイント運用のオススメな点として、1pt単位で追加・運用ができるという強みがありましたが、ビットコインコースにおいては100pt以上1pt単位でないと追加・運用ができない仕様になっています。
取引時間は平日のみ
ビットコインコースにおいては追加ポイント数の制限だけでなく、取引時間にも一定の制限があります。
その他コースが24時間365日取引可能(メンテナンス等を除く)であるのに対し、ビットコインコースの場合は平日のみの取引となります。
しかも平日であれば24時間取引可能というわけではなく、平日の8時5分~翌6時55分(夏時間は7時5分~翌5時55分)までと中途半端な時間制限まで設けられています。
注意すべき点としては、平日のみの取引となるため土日の取引ができない点です。
例えば土日にビットコイン相場が暴落した場合、ビットコインコースの取引は平日のみとなるため、引き出しができずに暴落の直撃を受けることになります。
取引手数料はスプレッドとして徴収される
ビットコインコースの手数料はスプレッド(買値と売値の価格差)として徴収されます。
追加時の手数料が約4.5%、引き出し時の手数料が約4.5%となります。
スプレッドによる手数料は追加後の評価額に織り込まれることとなるため、追加直後はいきなりマイナスの評価額(追加時の約4.5%+引き出し時の約4.5%が引かれた状態)から始まることになります。
自動追加設定は100pt以上でないと自動追加されない
PayPayポイント運用の便利な機能として、「自動追加設定」というものがあります。
その他のコースにおける自動追加設定は、PayPayポイントが貯まり次第、1pt単位で追加されることとなりますが、ビットコインコースを自動追加設定した場合、PayPayポイントが100pt以上貯まらないと自動追加がされない仕様となっています。
PayPayビットコインコースがおすすめな人とは?
前述したとおり、PayPayポイント運用「ビットコインコース」は、その他のコースと比較して取引時の制限が多いこともあり、誰もが好むコースと言えないことは否定できません。
本項目ではビットコインコースがオススメな人について挙げていきたいと思います。
なお、PayPayポイント運用のコース選びに迷っている方は以下の記事も参考にしてみてください。
ビットコインが将来的に上昇するであろうと見込んでいる人
ビットコインをはじめとした仮想通貨の価値が将来的に上昇すると見込んでいる人は追加を検討してみてもいいかもしれません。
実際、X(旧Twitter)を見てみても、他のコースを引き出して、ビットコインコースに追加をしているユーザーはチラホラ見受けられます。
米国ではトランプ大統領が「アメリカをビットコイン超大国に」と発言しており、ビットコインが将来的に上昇するのでは?という思惑から買いに転じている個人投資家もいるようです。
手数料の高さを加味しても追加する価値があると感じている人
ビットコインコースにおいて、無視できないデメリットとして挙げられるのが「手数料の高さ」です。
前述したとおり、追加時に約4.5%、引き出し時に約4.5%の手数料が発生するため、単純計算して9%程度上昇して、はじめて±0%の評価損益率、フラットな状態になるということです。
言い換えれば、追加した瞬間に手数料負けで約9%損した状態で運用が始まるということです。
この手数料の高さを見込んでも追加する価値があると感じている人は検討してみましょう。
上がろうが下がろうが正直どうでもいい人
上がろうが下がろうが正直どうでもいい人は、ビットコインコースに追加を検討してみてもいいかもしれません。
実はこういう人が一番儲かる可能性を秘めている場合があります。
実際にやってみると分かりますが、投資において「人の感情」というものは実に厄介なものです。
相場の上げ下げに一喜一憂して、上昇相場においては「もっと資金を追加したい!」
下げ相場においては「なんでこんなに投資してしまったのだろう?損切りしようかな」とか考えてしまうわけです。
こういった相場の上げ下げに一喜一憂せずに淡々と積み立ててきた人が最終的にかなり儲かってたなんて話は投資界隈ではよくある話だったりします。
特にポイント運用においては、現金を使わずにポイントで運用しているに過ぎないので、「最悪0ptになってもいいや」くらいの意気込みでビットコインコースに追加、放置してみるのも面白いかもしれません。
ポイント運用の一部として試してみたい人
手数料も高いし、ビットコインの将来性なんて分からない!でも、興味はあるんだよなぁ、という方はポイント運用の一部をビットコインコースで運用してみることを検討しましょう。
例えば、お試しでポートフォリオの10%をビットコインコースで運用してみたい!となった場合で既に10,000ptをポイント運用に追加していたら、うち1,000ptをビットコインコースに乗り換えて運用するといった感じです。
PayPayビットコインコースの評判は?今後の運用方針はどうする?
結論、筆者はビットコインコースでの運用はしないです。
理由としては以下のとおりです。
・手数料がトータル約9%と高すぎる
・将来的に上昇し続けるかが懐疑的
・ボラティリティが高すぎる
・素直にチャレンジコースで運用した方がいい
また、PayPayビットコインコースの評判についてですが、最も多く見受けられるのが手数料の高さです。
前述したとおり追加・引き出しでトータル約9%の手数料が発生するため、短期売買に向いているコースとは言えず、長期運用前提で考える必要があります。
しかしながら、長期運用前提で考えるにしてもボラティリティ(価格の上下)が激しいコースでもあるので、メンタル的に持つのか(保有し続けられるのか)という問題が発生します。
PayPayビットコインコースが手数料でいきなりマイナス!即引き出しで撤退すべき?まとめ
・追加で約4.5%、引き出しで約4.5%の手数料発生
・取引は平日のみで土日は取引不可
・手数料割高で短期売買に向かず、長期ではメンタルがやばい
今回はPayPayポイント運用にて新たに追加された「ビットコインコース」についてピックアップ、PayPayポイント運用ビットコインコースとは?概要や評判、今後の運用方針についても解説しました。
ビットコインコースは仮想通貨「ビットコイン」の連動を目指すコースであり、その値動きの激しさから、一定程度の投資タイミングが求められる銘柄であると言えます。
取引時間も平日のみと限定されており、土日の暴落リスクを考慮した場合、極度な集中投資は避けたいところです。
PayPayポイント運用に関する記事は以下にもありますので、気になる方は参考にしてみてください。