地方上級に合格経験アリ!しんたろす(@mono_shimtaros)です(゚∀゚)
今回の記事では、これから公務員試験や資格試験を独学で受けようと考えている方に向け、公務員試験問題集の超定番「スー過去」を利用したオススメの勉強法について取り上げてみます。
2020年9月からは、順次改定が行われ、最新版「新スーパー過去ゼミ6(スー過去6)」として進化をし続けるスー過去、今後も公務員試験の定番として活躍していくこと間違いなしです('ω')
✔公務員試験問題集「スー過去」の使い方に迷ってる
✔知識ゼロからの公務員試験の勉強方法を知りたい
✔効率的に勉強をしたい
✔スー過去は何周すれば覚えられるの?
と悩んでいる方は、本記事を参考に効率的な勉強方法を構築してみて下さいね('ω')ノ
記事の最後にオマケもあるので、お見逃しなく!!
それでは、いってみよう!
- 【本当の使い方】スー過去以外にも使える独学勉強法
- 【実例あり】独学合格したスー過去の使い方を公開
- 【何周?】過去問の回転率を高める使い方のコツ
- アウトプット時の使い方
- ミクロ経済学や数的処理の使い方は?
- 中古はNG、新品一択の明確な理由
- クイックマスター(過去問解きまくり)でも大丈夫?
- 【独学】公務員試験の勉強時間と勉強期間
- スー過去を使用した教養科目・専門科目をすべて公開
- いきなりスー過去が難しい場合の対応について
- 【重要】独学と通信講座の合わせ技で他の受験生に差をつける
- 影響を受けたオススメの勉強法書籍
- 【実例あり】スー過去をぶっ潰す勉強法「新スーパー過去問ゼミ」本当の使い方まとめ
【本当の使い方】スー過去以外にも使える独学勉強法
今回の記事は、公務員試験問題集「スー過去」に特化した記事として書いていますが、これ以外にも、行政書士やファイナンシャルプランナー、宅地建物取引士など、資格試験全般にも応用可能な勉強法となっています。
できるだけ皆さんに伝わるように実例を交えながらの記事として仕上げています。
本記事を参考に自身の目的に沿ったアレンジを加えて、効率的な勉強法を構築していただければ幸いです(=゚ω゚)ノ
【実例あり】独学合格したスー過去の使い方を公開
上の写真は、私が公務員試験に合格した際にガチで使用していたスー過去です。
ひじょーに汚いです!笑。
きたねー参考書だで('ω')
この勉強法では最終的にスー過去がこのようになります(゚∀゚)
ただし、
知識ゼロでもメッチャ頭に入ります。
知識ゼロの人が地頭がいい人の勉強法をまねても、ぶっちゃけ意味がありません。知識ゼロには知識ゼロなりの戦略があるということです。
スー過去をぶっ潰しましょう。
なぜ汚いのか?
その秘密をこれから解説していきます。
まずは正文化(正答の書き込み)
正文化というのは、問題の解説を先に見て、正しい文章を書き込む作業のことです。


これは問題を見て悩んでる時間がムダなので、
①さっさと解説を見る
②間違っている箇所に見え消し線で消す
③余白に正しい語を記載
参考書化していきましょうという戦略ですね。
公務員試験の正誤問題は、間違い箇所がある程度パターン化されているので正文化は非常に有効な手段になります。
私の場合、正文化だけでなく、頭に入らない用語はデカ文字で書き殴り、頭に焼き付けました。
マジックを使う際は、裏移りしない水性ペンを必ず使用しましょう。
私はプロッキーを使っていました。
関連記事 ≫【ガシガシ書ける】水性サインペンの王道uniプロッキーがオススメすぎる!
uni製プロッキーは裏移りはしないことはもちろんのこと、発色もいいので、書き込み系の勉強法との相性が非常に良いです。
※解説を見ても、どこが間違っているか分からない!って場合はさっさと飛ばしちゃいましょう!回していくうちに分かってきます。
正文化する過去問の順番
私の場合、
①必修問題
②基本レベル
③応用レベル
の順番で正文化していきました。
要するに頻出度順にこなしていった感じですね。
とにかく問題集を回転させることが重要なので、はじめから全問を正文化しようとしないでください。
まずは全体像を把握、だんだんと細かい領域に入っていくイメージです。
解答解説の文章も要チェック
解答解説そのものにも重要なキーワードがたくさん詰まっていますので、必ずチェックするようにしましょう。
【何周?】過去問の回転率を高める使い方のコツ
類似の選択肢を削除する
スー過去を何周かしていると、類似の選択肢が複数あることに気づきます。
類似の選択肢を複数発見した場合は、ひとつだけ残して他の選択肢は全て消してしまいましょう。
このように文全体を「×」とすることで、その部分については次回からは見る必要が無いと判断します。
この”潰す”作業を行うことで、問題集をより効率的かつ高速に回転させることが可能となります。
重要なキーワードはペンで囲む
選択肢の正誤を判断するうえで重要なキーワードを水性ペンで囲みます。
このように囲むことで、どの語句に着目して選択肢を読めばいいかが一目瞭然で分かります。
最終領域に達すると、赤字のキーワードを拾っていくだけで復習することが可能となります。
何周まわすかにこだわってるようだとダメ
スー過去何周したんですか?
という質問に関してはこう答えます。
「何周したか分からないくらいまわしました」
ありがちなのは、
”2~3週でひと通り頭に入ってきます”
と自信満々に言ってる方がいますが、
ぶっちゃけ言って
”はぁ~??”
って感じです( ゚Д゚)
それは一部の天才か嘘をついているか、もともと知識を持っている人のどれかです←
2~3週で覚えられるようなチョロい試験なら全員合格してますから!!
何周すれば必ず覚える、というものはありません。
覚えるまで回転しまくりましょう。
繰り返せば繰り返すほど1冊あたりにかかる時間が短くなります。
苦手科目は1冊に集約せよ!
繰り返しまくったのに、なかなか覚えられない問題が出てくると思います。
そういった場合には、バインダーノートを用意してください。
そして、覚えられなかったこと(すべての科目)をルーズリーフに書き溜め、どんどんバインダーノートに集約していきましょう。
関連記事 ≫【おすすめリングノート】手が触れぬ、キングジム「テフレーヌ」レビュー!!
そうすると自分の覚えられなかったものが一同に集まったマイ参考書が完成します。
このマイ参考書は、毎日全てのページに目を通してください。嫌でも頭に入ります。
さて、ここで重要なポイントがあります。
それは科目ごとに整理しないことです。
下手に科目ごとに整理してしまうと、「今日は憲法だけにしよ…」みたいに苦手分野をやらない可能性があるからです。
分からなかったものをどんどん書き溜めて、科目がごちゃ混ぜでも一瞬で分かるまで目を通し続けます。
アウトプット時の使い方
正文化した過去問は、当然答えが丸見えです。
繰り返す中で重要なのは、どのようにしてアウトプットするか(思い出すか)です。
文章の先読みを意識しよう
私は正文化した文章を先読みするように読んでいました。
思い出しながら読んでいくことで、記憶に刻んでいきます。
例えば、
「D.マクレガー」が目に入った瞬間
⇒「あ~X理論、Y理論の人でしょ」
みたいな感じで、次に来る文章や用語を思い出しながら読んでいくイメージです。
もし、X理論Y理論という言葉が思い出せなかったら、一度スー過去から目を離し、
「D.マクレガーX理論Y理論D.マクレガーX理論Y理論D.マクレガーX理論Y理論」
と唱えるように呟いてください。
その時は一瞬でも覚えられればOKです。
どんどん次に読み進めていきましょう。
あとは模試ですね。
模試はアウトプットの観点からも受けるようにしていきましょう。
模試で出たけど、スー過去に載ってない!
ってケースも出てくるかと思うので、そういったものはスー過去の余白に手書きで記載するか、模試の紙を切り取って、スー過去に張り付けるのもいいと思います。
ただし、模試というのは無限に受けられるわけではないので、ポジションとしてはサブです。
メインは正文化したスー過去の先読みアウトプットですね。
憲法や民法、社会科学などの暗記分野に効果的
この勉強法は憲法、民法、行政法、財政学、経営学、社会科学など、いわゆる暗記分野に強い勉強法となります。
ミクロ経済学や数的処理の使い方は?
では、ミクロ経済学やマクロ経済学、数的処理などはどうでしょう?
いわゆる「計算系」の問題は手を動かすことが重要なので、見るだけでは難しいですが、根本は同じです。
分からなければ、すぐ解答解説を見ること。
具体的には1問あたりの解答時間を決め(私の場合、初見の問題なら5分)、分からなければ即解答解説を見る。
そして解答解説を見ずに正解を導き出せる(再現できる)まで繰り返しノートに書きまくります。
悩んでいる時間はありません。
ひたすら手を動かして回しましょう。
中古はNG、新品一択の明確な理由
スー過去の新品を買うか中古を買うかについてですが、計算系の科目を除き新品一択であると私は考えています。
理由は簡単で、法律系を中心とした知識系の科目は法改正や最新の判例を反映したものでなければ間違った知識を得ることになるからです。
今回の記事の主役であるスー過去についてですが、2020年9月~11月にかけて、アップデート版が発売されます(スーパー過去問ゼミ6)。
最新問題の収録はもちろんのこと、解説の分かりやすさを向上させ、学習効率を高める工夫を凝らしたとのこと。受験生はもちろんのこと、これから公務員試験の受験を考えている方はチェックしてみてください。
クイックマスター(過去問解きまくり)でも大丈夫?
公務員試験問題集のもう一つの定番として「クイックマスター」があります。
関連記事 ≫スー過去VSクイックマスター!定番の公務員試験問題集をガチ比較!ポイントは継続
上の記事でも書きましたが、私は最終的にスー過去を選びました。
もちろん過去問解きまくり!(旧クイックマスター)でもこの勉強法はできます。
要するに相性の問題で、継続して繰り返せる問題集を選びましょうということです。
【独学】公務員試験の勉強時間と勉強期間
勉強時間の目安ですが、
【社会人や学生】
・平日3~4時間程度
・土日(休日)13時間以上
【浪人】
・毎日10時間以上
くらいは欲しいところです。
以上の勉強時間を前提とした場合で、勉強期間別の合格の可能性を簡単に示してみます。
【期間:3ヶ月】
⇒教養のみなら可能性あり
⇒教養・専門は正直ムリ、運ゲ
【期間:6ヶ月】
⇒教養のみなら合格圏
⇒教養・専門なら可能性あり
【期間:1年】
⇒教養・専門合格圏まで到達可能
というようなイメージをしていただければよいかと思います。
例えば、教養試験の中でもSCOA方式を採用している自治体であれば、3ヶ月で合格圏内に到達することは可能です。
SCOA方式は民間企業で採用されているイメージが強いですが、ここ最近では地方自治体でも多く採用されつつある要注目の試験方式です。
関連記事 ≫【SOCA(スコア)対策】公務員試験(自治体向け)おすすめの参考書・問題集を紹介
反対に教養+専門試験が課される自治体については、3ヶ月という勉強期間では物理的に無理ということを理解しておいてください。
関連記事 ≫【運任せ】3ヶ月で公務員試験の独学合格は無理。落ちる理由と対策を解説!
運に頼らずに合格を狙うのであれば、1年は見ておいた方が良いということです。
スー過去を使用した教養科目・専門科目をすべて公開
公務員試験の王道問題集である「新スーパー過去問ゼミ」ですが、全ての科目に使用したわけではありません。
教養試験科目対策について
教養試験で実際に使った問題集・参考書については以下の記事にてすべて紹介しています。
関連記事 ≫【教養科目対策】独学で地方公務員試験に合格した参考書・問題集を公開します
専門試験科目対策について
専門試験で実際に使った問題集・参考書については以下の記事ですべて紹介しています。
関連記事 ≫【専門試験対策】独学で公務員試験に合格した参考書・問題集を公開!!
教養科目・専門科目ともに、私がガチで使用した問題集や参考書の他、最近のオススメ参考書も併せて紹介してますので、ぜひ参考にしてください('ω')
いきなりスー過去が難しい場合の対応について
いきなりスー過去は難しい?について、
これは正直言って、科目毎に異なります。
例えば憲法であれば、いきなりスー過去でOKです。
反対に民法の場合、ABCの3人くらいの登場人物が出てきて、さまざまな権利が交錯して問題が出題されるので、文字面のみだと正直理解が難しいです。
対策としては導入本を入れるか、独学と併用して通信講座をスポット受講するかの2つのパターンが考えられます。
導入用の参考書を入れる場合、本記事で紹介している参考書のように必ず図解されているものを選びましょう。
【重要】独学と通信講座の合わせ技で他の受験生に差をつける
理解(インプット)を早めたい方は、通信講座を併用することで問題集への移行(アウトプット)がスムーズになり、他の受験生と差をつけることができます。
まさにチート技だで('ω')
本項目では、独学と相性の良いコスパ抜群の通信講座を2つ(無料体験あり)ご紹介します。
STUDYing(スタディング)公務員講座
STUDYing(スタディング)公務員講座は地方上級・市役所に特化したオンライン講座です。
スタディング公務員講座の特徴として挙げられるのが、教養試験対策に特化したカリュキュラムです。
・地方上級・市役所を志望
・数的処理や文章理解が苦手
・教養対策の予備校費用を抑えたい
・独学と併用して他の受験生に差をつけたい
と考えている方は無料体験講座を試してみましょう。
≫1分ではじめる無料体験!STUDYing公務員講座を詳しく見る
採用している教材は数的処理の第一人者「畑中敦子(ワニ本カンガルー本作った人)」氏が代表を務めるエクシア出版が開発協力している為、特に数的処理(数的推理・判断推理・資料解釈)が苦手な方・得点源にしたい方は検討すべき通信講座と言えるでしょう。
関連記事≫【評判・口コミ】スタディング公務員講座が教養対策にオススメな絶対的理由
価格がリーズナブルな点も人気の理由で、スタディングの場合3万円~6万円程度の価格で受講することが可能です。
スタディングでは合格実績速報・合格体験談を随時公開していますので、受講者の生の声を聞ける点もプラスポイントです。
アガルートアカデミー公務員試験講座
アガルートアカデミーは、オンライン講座を中心にサービスを提供している難関資格予備校です。
アガルートアカデミー公務員試験講座の特徴として挙げられるのが網羅性の高いカリキュラムです。
・苦手科目だけ早めに潰したい
・専門科目の導入用としてスポット受講したい
・独学と併行して効率的に学習したい
・人物試験(面接・論文)のみ予備校で学びたい
と考えている方は、一度無料講座を体験してみましょう。
地方上級・国家一般職向け等のスタンダードな総合カリキュラムはもちろんのこと、単科講座として、法律系科目対策講座、経済系科目対策講座、行政系科目対策講座など多種多様な科目別対策を講じることもできます。
定期的に割引キャンペーンを実施しているので、時期によってはお得に講座を受講することもできます。
また、ユニークな特典として内定で全額返金というのがあります。
指定のカリキュラムを受講し、内定を勝ち取った際には、口座代金を全額返金+内定お祝い金3万円を進呈するという太っ腹な特典です(゚∀゚)
影響を受けたオススメの勉強法書籍
私が試験勉強をするうえで影響を受けた勉強法に関する本を2冊紹介します。
超高速勉強法(著:椋木修三)
いかにラクに素早く成果を出すかに重点置いた勉強本です。
非常に分かりやすく書かれており、勉強を始める際の導入本としておすすめです。
合格る技術(著:宇都出雅巳)
速読や高速大量回転法で有名な方です。
この本以外にも多くの勉強本を執筆されている方なので、気になる方は参考にしてください。
【実例あり】スー過去をぶっ潰す勉強法「新スーパー過去問ゼミ」本当の使い方まとめ
・問題を見て悩む時間がムダ
・まずは正文化する
・覚えるまで繰り返す
・苦手分野は1冊に集約
・図解されている導入本を選ぶ
・1年で合格圏内にいける
公務員試験は試験科目が多数に渡るため、1問ずつ悩みながら解いている時間はありません。
いかにして効率的に勉強していくかがカギになります。
すぐに解説を見て、正文化!
クセをつけましょう。
勉強法に悩んでいる方、つまづいている方は、本記事を何回も読み返してみて下さい。
自分なりのアレンジを加えてオリジナルの勉強法を構築してみましょう。